7月11日は第22節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われました。
結果は1−2で敗戦です。
対戦相手の柏レイソルはJ2降格圏であり絶不調でしたので割り切って5バックで引いて守ってきました。
第18節ベガルタ仙台戦、第19節大分トリニータ戦と同じような下位に沈むクラブの戦い方にまたしても良さを出すことができませんでした。
ネルシーニョ監督の術中に完全にやられてしまいました。
これでは上位進出も夢のまた夢です。
鹿島はずっと試合数が少なかったのですが今節でほぼ同数に並びました。
首位川崎フロンターレとは勝ち点23、2位横浜F・マリノスとは勝ち点14も離されており苦しい状況です。
現実的には3位争いになってくると思うのでどうにか立て直したいですね。
まずは試合を振り返っていきます。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK31 沖悠哉
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF39 犬飼智也
DF14 永戸勝也
MF4 レオ シルバ
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF7 ファン アラーノ
MF41 白崎凌兵
FW8 土居聖真
FW9 エヴェラウド
永戸が4試合ぶりのスタメン復帰です。
序盤は鹿島の前への意識が高く一気に攻撃を仕掛けます。
いきなり2分にピトゥカのアウトスイングのコーナーキックにエヴェラウドがヘディングシュートを打ちますが惜しくもバーを越えてしまいました。
そして時間が経つにつれて内容は五分五分になっていきます。
しかし両チームとも中盤での潰し合いになりなかなかゴール前でチャンスを作ることができません。
それでも34分にアラーノの右からのクロスにエヴェラウドが競り合います。
そのボールがこぼれてきたところを土居が左足で狙いますがGKキム スンギュの正面でした。
また37分には中盤からパスがパスが繋がりクロスからピトゥカのヒールパスにまたしても土居がヘディングシュートを打ちますがGK正面です。
前半は鹿島の方がボール支配率は高かったですがそれほど有利に進めていた印象はなかったです。
そして後半開始時からレオ シルバに代えて三竿健斗を投入です。
レオ シルバが特段悪かったということはありませんが三竿でボールを回収したい意図があったのでしょうか。
それでも後半も効果的なパスは入らずチャンスが作れないまま時間だけが過ぎていきます。
すると1発のカウンターで先手を取られてしまいます。
53分にピトゥカの縦パスをインターセプトされると一本のパスで右のクリスティアーノにボールが出ます。
ここから独走を許し左のサイドネットに強烈に蹴り込まれ先制点を奪われました。
これで動揺してしまったのか反撃に出る前に追加点を取られてしまいます。
4分後の57分に右サイドでクリスティアーノにヒールで折り返されると大南拓磨のクロスに最後はペドロ ハウルに右足で決められます。
あまりに不甲斐ない連続失点です。
今シーズンは失点し立て直す前に更なる失点をすることが少なくありません。
もう攻撃するしかなくなった鹿島は60分にファン アラーノ、白崎からアルトゥール カイキ、和泉竜司に交代します。
そして柏が守りに入ったため一方的に攻め立てます。
67分にピトゥカから犬飼、70分に永戸からカイキと惜しいヘディングシュートがありますがいずれも枠に飛びません。
75分には土居から松村優太に交代しさらに攻撃陣を厚くします。
ようやく89分にCKの流れから永戸のクロスに犬飼の打点の高いヘディングで1点を返します。
最後は94分に足が攣った常本から小泉慶へ交代しますがその後すぐに試合終了となりました。
結局いいところがほとんど見られず精神的に堪える敗戦になってしまいました。
これで21試合を消化し9勝5分7敗で8位に後退です。
相馬監督に交代後は上昇ムードになっていた時期がありましたが以前に逆戻りになっています。
ここからJリーグは東京オリンピックが始まるため約1ヵ月の中断に入ります。
しかし鹿島はガンバ大阪戦が延期になっていましたので7月24日に1試合が行われます。
この試合も町田浩樹、上田綺世の2人は不在です。
どんな形であれ勝利しいい中断期間を迎えたいです。
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