第10節ガンバ大阪戦を振り返って【8ヵ月ぶりの歓喜がホームに訪れる】

鹿島アントラーズ

4月29日は第10節ガンバ大阪戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は4−0で大勝です。

昨季から続くリーグ戦ホーム未勝利を7で止めました。

そして今季初の連勝を飾っています。

まずは試合を振り返っていきたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK29 早川友基
DF22 広瀬陸斗
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF30 名古新太郎
MF33 仲間隼斗
FW37 垣田裕暉
FW40 鈴木優磨

試合前からゴール裏の迫力は凄かったです。

前節のアルビレックス新潟戦と同じスタメン、フォーメーションで臨みます。

鹿島はシンプルに攻撃を組み立てます。

4分には右サイドの広瀬からの縦パスに鈴木が反応します。

切り返して左足でシュートも相手DFにブロックに遭い枠には飛びません。

その後はなかなか攻撃の形が作れず膠着状態が続きます。

20分に状況を打破するため、ピトゥカがペナルティエリア手前から強烈なシュートを放つもゴールを越えてしまいます。

30分には右から名古のクロスに仲間が胸トラップからボレーシュートを打ちますが枠を捉えきれません。

そして前半終了間際にはミスからピンチを招くシーンも出てきます。

しかし早川を中心にどうにか失点は許しません。

前半は両チームともに大きな動きはなく後半勝負になりました。

すると後半開始直後にゲームが動きます。

48分に左サイドでCKを得ると樋口が精度の高いボールを蹴り込みます。

ファーサイドで構えていた仲間はうまく左足のボレーで合わせ先制に成功です。

これで鹿島に余裕が生まれます。

ガンバにボールを持たれる時間こそ長くなりますが安定した戦い方ができていました。

57分には中盤で仲間からのパスに名古が左足でシュートを打つなど鋭い攻撃も見せます。

そして64分に中盤で流れるようにパスが繋がります。

ピトゥカがタイミングよく右の名古に出すと中を見て滞空時間の長いクロスを上げました。

これに鈴木が走り込み、高い打点のヘディングシュートをネットに突き刺しました。

鈴木はリーグ戦3試合連続ゴールで早くも5得点目となります。

その後は70分に名古、仲間から藤井智也、土居聖真へ2枚替えです。

さらに73分には鈴木から知念慶と選手交代をし強度を落としません。

すると86分に関川が相手のパスに反応して鋭い出足で自陣から相手陣に飛び出し、ダイレクトで藤井に縦パスを供給します。

藤井はタイミングを見ながら右足のアウトサイドで中央にボールを出すと土居が左足を振り抜きました。

そして興奮冷めやらぬ87分にもゴールが生まれます。

左サイドでのパス回しから安西が土居に横パスを出します。

その土居はワンフェイクを入れて相手をかわすと右足で左下に蹴り込みました。

最後は88分に樋口、垣田から舩橋佑、昌子源を投入し試合を終わらせました。

結果は4−0で勝利となります。

これで2試合連続の完封勝利です。

危ないシーンもあり点差ほどの内容ではなかったかもしれません。

ただ今季は内容が良くても勝ち切れない試合が続いていたことを考えれば大きな進歩です。

そして土居は怪我からの復帰戦で持ち味を存分に出した2ゴールでした。

久しぶりのLIXIL賞を受賞しています。

鹿島は長くホームで勝てていませんがようやく長いトンネルを抜けました。

いよいよ反撃体制が整ったと言えます。

ここからが順位の近いクラブとの対戦が続き勝負となります。

5月に行われる5試合が今季の命運を握りそうです。

まだまだ上位陣と勝ち点差は開いています。

一つ一つ大事に戦っていくしかありません。

まずはできる限り連勝を伸ばし上位陣にプレッシャーをかけていきたいです。

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