5月3日は第11節ジュビロ磐田戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
今季のJ1はACL組が早く試合を消化していましたが前節ついに全チームが10試合消化で並びました。
鹿島アントラーズはセレッソ大阪に勝利し首位に躍り出ています。
鹿島のリーグ戦1000試合目という記念試合で勝利し首位になるというダブルでおめでたい試合となりました。
まだ内容的には発展途上のチームであり手放しで安心できません。
勝利という結果を出しながら細かいところを詰めていきたいです。
そして今節の相手はジュビロ磐田です。
鹿島にとってジュビロは永遠のライバルです。
鹿島と磐田は1996年から2002年まで7年間交互にリーグ優勝するという時代がありました。
鹿島は1996年、1998年、2000年、2001年の4回、磐田は1997年、1999年、2002年の3回とほぼ互角の優勝回数です。
当時はJリーグのナショナルダービーと呼ばれていました。
お互い黄金期が被っていなければもっと優勝回数を伸ばせたと思っているでしょう。
しかしライバルの存在があったからこそ切磋琢磨し高め合うことができました。
本当にいい関係であり懐かしいです。
そのジュビロとのリーグ戦通算成績ですが52試合行っており、29勝11分12敗です。
勝率は約55.8%であり鹿島の平均的な相性となっています。(全体では1000試合で555勝143分302敗の勝率55.5%)
52試合で得点は90、失点は62です。
ライバル関係で幾度も名勝負があった割には高い勝率です。
ジュビロはここ2年間J2でしたので対戦はありませんでした。
以下がジュビロが最後にJ1にいた4年間の対戦成績です。
2016年
5月8日1st第11節 △1-1
9月17日2nd第12節 ○3-0
2017年
4月22日第8節 ●0-3
12月2日第34節 △0-0
2018年
7月18日第16節 △3-3
8月24日第23節 △1-1
2019年
3月30日第5節 △1-1
7月6日第18節 ○2-0
ここ8試合では2勝5分1敗となっています。
鹿島は引き分けが少ないクラブですがここまで多いのは珍しいです。
それほど拮抗したゲームが多くなっているということですね。
現在ジュビロはJ2降格争いから抜け出せるかの瀬戸際にいます。
本来でしたらお互い優勝争いをする中で対戦したかったです。
ただジュビロ磐田はいつの時代もジュビロ磐田です。
ずっとリスペクトしていますし侮れません。
鹿島はこの試合を消化することで今度はACL組より1試合多くなります。
川崎フロンターレはACLのグループステージで敗退したため、これからは国内タイトルに集中することになりました。
ここで勝てば勝ち点差を5に広げることができます。
勝利し2位以下にプレッシャーを与えていきたいです。
関川郁万や松村優太と若い力が戦力になりつつあります。
また鈴木優磨は絶対的な存在感のある選手になってきました。
ゴールデンウィークですしお子様もたくさん来場されるでしょう。
未来の鹿島アントラーズの選手が生まれるかもしれません。
子供を含め全てのサポーターがワクワクするような試合を期待しています。
【2022年リーグ戦ゴール、アシスト】
ゴール
上田綺世 5
鈴木優磨 4
荒木遼太郎 1
三竿健斗 1
ファン・アラーノ 1
松村優太 1
アルトゥール・カイキ 1
アシスト
鈴木優磨 3
和泉竜司 2
ディエゴ・ピトゥカ 1
土居聖真 1
荒木遼太郎 1
常本佳吾 1
ブエノ 1
上田綺世 1
松村優太 1
樋口雄太 1
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