ザーゴ監督解任【歴代の監督との成績比較】

鹿島アントラーズ

2021年4月14日東京は一日中雨でした。

それが悲しみの涙になったかのように公式HPでアントニオ・カルロス・ザーゴ監督の解任が発表されました。

クラブからは今シーズンの成績を総合的に判断したうえでザーゴ監督との契約を解除することとなりましたのでお知らせいたしますという短い一文のみです。

また本人のコメントは一切ありません。

今シーズンはクラブ創設30周年ということでありクラブもサポーターも相当意気込んでいました。

優勝候補に挙げられる声も多く期待値は膨らんでいました。

それが開幕戦で清水エスパルスに逆転負けを喫して完全におかしくなります。

75分に荒木遼太郎が先制点を決めた際にこんなことになるなんて誰も予想できませんでした。

まだ序盤での監督交代は優勝を狙うクラブならではの宿命です。

他クラブであればこんなに早い決断はなかったでしょう。

ザーゴ監督は1年4ヵ月と短い間の指揮でしたが成績を振り返っておきます。

2020年
J1リーグ戦 34試合18勝5分11敗
ルヴァン杯 3試合1勝2敗
ACLプレーオフ 1試合1敗

2021年
J1リーグ戦 8試合2勝2分4敗
ルヴァン杯 2試合2勝

公式戦通算成績
48試合23勝7分18敗 勝率47.9%

勝率はかなり低いです。

成績だけを見ると決して褒められたものではありません。

ザーゴ監督は鹿島アントラーズの歴史の中で11人目の監督でした。(監督代行を除く)

それ以前の監督はどのような成績だったのでしょうか。

過去10人の監督の公式戦の結果を調べました。

PK戦は引き分け扱いです。

またトニーニョ・セレーゾは2000年から2005年の第1次政権と2013年から2015年の第2次政権を通算しています。

石井正忠 87試合54勝7分26敗 勝率62.1%

ゼ・マリオ 42試合26勝2分14敗 勝率61.9%

ジョアン・カルロス 105試合63勝18分24敗 勝率60.0%

宮本征勝 76試合44勝6分26敗 勝率57.9%

オズワルド・オリヴェイラ 209試合117勝49分43敗 勝率56.0%

大岩剛 119試合66勝26分27敗 勝率55.5%

パウロ・アウトゥオリ 49試合26勝5分18敗 勝率53.1%

トニーニョ・セレーゾ 339試合175勝57分107敗 勝率51.6%

ジョルジーニョ 50試合24勝12分14敗 勝率48.0%

エドゥ 75試合35勝8分32敗 勝率46.7%

勝率1位は石井正忠監督です。

就任直後の2015年ナビスコ杯制覇に続き2016年はJリーグと天皇杯の計3個のタイトルを獲得しました。

さらにクラブワールドカップでも準優勝と結果を出しました。

上位3人は勝率6割を超えています。

これはなかなかすごいことです。

またトニーニョ・セレーゾ監督は最も監督期間が長いため試合数も勝利数も1位です。

J1監督100勝目をJリーグ史上最速で達成しています。

逆にザーゴ監督を含め3人が勝率5割以下です。

ザーゴ監督は鹿島史上ワースト2の成績でした。

不思議なことに鹿島アントラーズの歴代監督の現役時代のポジションはDFまたはMF(ボランチ)ばかりです。

ジーコの実兄であるエドゥのみ攻撃的MFでした。

またジョアン・カルロスとオズワルド・オリヴェイラはサッカー選手としての経験がなく指導者になるという珍しいパターンです

ザーゴ監督も現役時代はブラジル代表にまでなったセンターバックでした。

その方が守備の構築に失敗し志半ばで解任されるとは残念で仕方ありません。

コロナ禍で大変な中、鹿島で監督をしていただき感謝しています。

満員のサポーターの大声援を味わわせてあげられず心残りです。

結果は出ませんでしたがザーゴ監督になり、沖悠哉は完全にレギュラーになりました。

荒木遼太郎はエースナンバーの13を背負う選手になりました。

また染野唯月、松村優太、山田大樹と期待の若手も皆デビューしました。

今年は舩橋佑という将来の鹿島のレジェンドになるであろう選手も起用しています。

将来彼らが主力になり必ず優勝をしてくれるでしょう。

それがザーゴ監督への恩返しです。

そしてザーゴ監督から祝福のコメントを待っています。

今回の決断が間違っていなかったことを証明するため選手にはより一層危機感を持ちタイトルを積み重ねてもらいたいです。

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