4月17日は第9節名古屋グランパス戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は0−0のスコアレスドローです。
鹿島アントラーズにとって今季初の引き分けに終わります。
名古屋は開幕戦のヴィッセル神戸に2−0で完封勝利をしてから6試合連続失点中でした。
そのため守備に重心を置いてのサッカーであり崩し切ることはできませんでした。
名古屋は理想的な内容、結果であったと言えます。
鹿島はこれでリーグ戦は2試合連続で勝てていません。
序盤戦で勝ち点を稼いでいましたが貯金がなくなりつつあります。
今が正念場かもしれません。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF7 ファンアラーノ
MF14 樋口雄太
MF11 和泉竜司
MF17 アルトゥールカイキ
FW18 上田綺世
FW40 鈴木優磨
リーグ戦は3試合連続同じスタメンです。
決してここ2試合も上手くいっていたとは思えませんがレネ・ヴァイラー監督にはベストな布陣だと思われているようです。
立ち上がりから球際での競り合いの応酬になりプレーが止まります。
そしてスローインやプレースキックの位置で主審の松尾一の細かい位置修正がありゲームが止まっている時間が長かったです。
またパスが繋がることが少なく両チームともに相手の良さを出させない試合でした。
その中で関川と金崎夢生のバトルは見応えがありました。
両チームともに互角の展開でチャンスと呼べるものはなく前半は終了です。
FWの上田にボールが入らず鹿島の攻撃の方が迫力はありませんでした。
後半も同じような展開で時間が過ぎていきます。
そのためセットプレーのみが打開策となりました。
57分にペナルティエリア左からの位置でFKを得ます。
樋口の鋭いクロスに鈴木が頭で合わせますがゴールの上に飛んでいきます。
そして65分にアラーノから土居聖真に交代です。
72分に樋口のCKにペナルティエリア内で上田が丸山祐市に腕を引っ張られ倒されます。
VARのチェックは入りますがノーファールと判定されPKにはなりません。
さらに78分にはカイキから荒木遼太郎を投入します。
それでも試合は動かず終盤を迎えます。
アディショナルタイムが5分と表示された91分に樋口から松村優太に交代です。
松村のスピードを活かすためにももう少し早く交代カードを切って欲しかったです。
そしてその松村が最後にこの試合で最大の見せ場を作ります。
95分に安西のカットから松村が左サイドでボールを持ちます。
すると2人のDFの間を割って入りカットインから右足で強烈なシュートを放ちます。
しかしランゲラックに横っ飛びで阻まれゴールはなりません。
そして試合はこのままスコアレスドローで終了となりました。
これで第6節清水エスパルス戦から続いた5連戦は終了です。
次は中5日でルヴァン杯大分トリニータ戦があります。
ここで勝てばほぼグループステージ突破が決まる試合です。
またリーグ戦は4月29日のセレッソ大阪戦まで空きます。
そして鹿島にとって記念すべきリーグ戦1000試合目となるメモリアルマッチです。
必ず勝って上昇気流に乗りたいですね。
【2022年リーグ戦ゴール、アシスト】
ゴール
上田綺世 5
鈴木優磨 3
荒木遼太郎 1
三竿健斗 1
ファン・アラーノ 1
アシスト
鈴木優磨 2
和泉竜司 2
ディエゴ・ピトゥカ 1
土居聖真 1
荒木遼太郎 1
常本佳吾 1
ブエノ 1
上田綺世 1
松村優太 1
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