エヴェラウドにも移籍の噂が出回り始めました。
まだはっきりしたことはわかりませんがJ2クラブへの移籍を視野としているようです。
いくら得点が取れていないからといってエヴェラウドの実力からすればJ2レベルではないでしょう。
上田綺世のシャルケ04へのレンタル移籍の噂もありサポーターにとっては不安な日々が続きます。
エヴェラウドは2020年にブラジル1部のシャペコエンセから鹿島アントラーズに加入します。(所属先はメキシコ・ケレタロFC)
そして強靭なフィジカルとパワーシュートを武器にゴールを量産します。
JレベルのDFでしたら弾き飛ばしてでも決めるような迫力がありました。
この年はザーゴ監督の1年目でありチームの成績はなかなか出ず難しい年となります。
その中でリーグ戦33試合(2647分出場)で18得点を挙げます。
90分当たり平均得点は0.612と非常に高い得点率でした。
チームは優勝争いに全く絡めず5位で終わるもこの活躍が認められベストイレブンを獲得します。
鹿島史上外国籍選手のベストイレブン受賞は5人目でした。(1993年サントス、1996年ジョルジーニョ、1997年ビスマルク、2008年マルキーニョス)
過去の4人はベストイレブンを受賞した年より前に来日しています。
エヴェラウドは来日1年目での受賞であり異国の地で順応性を見せてくれました。
それが昨年2021年はリーグ戦28試合(1549分出場)で1得点と絶不調です。
そのためオフには母国ブラジルのコリンチャンスやグレミオなど移籍候補の名前が出てきました。
しかし契約がまとまらず残留となります。
昨季の不調から復活を期するシーズンとなるはずでした。
しかし今年2022年はここまでリーグ戦3試合(38分出場)で0得点です。
昨季より成績が下降しています。
そして3月8日の練習中に内転筋関連鼠径部痛を発症しブラジルに帰国しました。
治療期間は約4〜6週間と公表されていましたがまだ来日情報はありません。
推定年俸は2021年が1億2000万円で2022年が1億円となっています。
ここ2年間給料に見合った活躍をしているとは言い難いです。
これでは放出候補になっても仕方ありません。
しかしエヴェラウドが本来の姿を取り戻せば破壊力は抜群です。
上田綺世、鈴木優磨、そしてエヴェラウドの最強3トップも見てみたいです。
さらにU-21日本代表候補の染野唯月もいます。
この4人のFWはJ1歴代の中でもトップクラスの戦力ではないでしょうか。
リーグ優勝のためにはエヴェラウドの復活は不可欠です。
まずは早くブラジルから帰国して元気な姿が見たいです。

コメント