8月9日は第23節湘南ベルマーレ戦がレモンガススタジアム平塚で行われました。
結果は2−1で逆転勝利です。
中断明けの難しいゲームでしたがどうにか勝利をすることができました。
内容的には改善する点は多くあったと思いますがまずは結果が出ることが先決です。
強風でなかなかボール回しがうまくいかず、鹿島は2得点とも運がありました。
それでも諦めなかったことが勝利に繋がっています。
これで中断前のガンバ戦から2連勝となりました。
リーグ戦の連勝は実に5月1日第12節横浜FC戦からの4連勝以来です。
最近は勝利をしても次の試合で勝てずいい流れを継続できていませんでした。
これからは勢いをできるだけ長続きさせていきたいですね。
まずは試合を振り返っていきます。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK31 沖悠哉
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF39 犬飼智也
DF14 永戸勝也
MF20 三竿健斗
MF4 レオ シルバ
MF7 ファン アラーノ
MF13 荒木遼太郎
FW8 土居聖真
FW9 エヴェラウド
相馬監督が体調不良から戻ってきました。
またベンチ陣が豪華でありクォン スンテ、永木亮太、遠藤康が帰ってきました。
さらに町田浩樹がオリンピックが終わったばかりですが入っており、安西幸輝も復帰後初めてベンチ入りです。
この試合は強風により両チームともにロングボールの軌道が変わってしまい苦戦しながらのスタートになります。
そんな中7分にエヴェラウドのポストプレーから土居のワンタッチパスに荒木が抜け出します。
荒木はゴール前までドリブルしアラーノへラストパスを出しますが流れてしまいます。
前半は風上だったためシュートでもよかったかもしれません。
その後も風が強くうまくパスが繋がりませんでした。
すると湘南に先制点を決められてしまいます。
13分に右からのFKが流れて左サイドから茨田陽生がフェイントで切り返してのクロスに大橋祐紀に左足で合わせられてしまいます。
あまりに三竿があっさりとかわされすぎました。
反撃に出たい鹿島でしたがチャンスは作れません。
それでも1発のスーパーシュートで同点になります。
29分に三竿の横パスを受けた犬飼が中央でフリーになると迷わずミドルシュートを打ちます。
これが風に乗ってボールが伸びていきます。
クロスバーに当たって飛んだGK谷晃生の手に当たって決まりました。
まさにワールドクラスのゴールでありCBの打つシュートではありませんでした。
前半はその後動きがなく1−1で折り返します。
後半は風下になり背後に抜け出す動きが出せるようになったことで鹿島のペースになります。
58分にはオープンな展開からアラーノが左サイドの土居にパスを出します。
受けた土居がカットインから右足で狙いますが枠の右に外れてしまいます。
そして64分には常本のクロスが強風で押し戻されます。
これをエヴェラウドが胸トラップからオーバーヘッドシュートを打ちますが谷のセーブに遭います。
エヴェラウドはこのようなアクロバティックなシュートが得意でありそろそろ決めるところを見たいです。
飲水タイム明けの69分にアラーノ、荒木に代えて和泉竜司、松村優太を投入します。
ここから鹿島がさらに押し気味に試合を進めます。
しかし湘南もチャンスを作ります。
79分に右サイドからのクロスにタリクが沖と1体1になります。
そして左足の強烈なシュートを打ちますが沖がしっかりとゴール枠外にはじき出します。
80分に常本、レオ シルバに代えて安西幸輝、遠藤康を投入します。
これで右サイドに入った安西がさらに攻撃を活性化させます。
安西の持ち味のドリブルやクロスによりチャンスを演出していきます。
しかし得点にはならず90分を過ぎてアディショナルタイムに突入します。
そしてアディショナルタイムも2分が過ぎた92分に逆転弾が生まれます。
遠藤のアウトスイングの左CKに犬飼が頭で合わせると相手に当たりコースが変わってネット右に吸い込まれました。
最後は94分に土居から永木亮太を入れて試合を締めてくれました。
犬飼のディフェンダーらしからぬ2ゴールでギリギリではありましたが勝利を挙げることができました。
これで苦手だった湘南のアウェイでの試合を3連敗で止めました。
この勝利で23試合を消化し11勝5分7敗の勝ち点38になり順位は5位に上がっています。
3位のサガン鳥栖、4位のヴィッセル神戸は勝ち点41でありその差は1試合分です。
いよいよACL圏内が見えてきました。
正直3位争いで納得はしていませんがこれが今季の実力です。
来シーズンのためにも最低限リーグ戦は3位に入ることを目標に残り試合を臨んでもらいたいと思います。
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