11月7日に2022年J1リーグのJリーグアウォーズが開催されました。
毎年恒例行事であり非常に厳かな雰囲気の中で行われています。
来年こそは鹿島アントラーズが優勝クラブとしてこの舞台に立ちたいです。
そしてJ1全選手の中から11人を選出するベストイレブンという賞があります。
個人賞ではありますがクラブの成績が大きく反映されます。
そのため選手個人ではどうにもならない部分はあります。
鈴木優磨はリーグ戦に32試合出場し7得点9アシストと素晴らしい成績を残しています。
合計16得点に関与していました。
鹿島のチーム総得点は47なので1人で34%も占めています。
得点、アシストともに二桁には到達しませんでしたが、攻撃の組み立てから関わり数字以上の貢献をしてくれました。
FWでベストイレブンに選ばれたチアゴ サンタナ(清水エスパルス)よりチームに与えた影響は大きかったように思います。
それでもクラブが4位であったことが響いたのか自身初のベストイレブン受賞を逃しました。
鈴木はベルギーに移籍する前年2018年に11得点10アシストという成績を残しています。
しかしこの年もチームは3位でありベストイレブンを獲れていません。
早く鈴木のプレーが報われる年が来てほしいです。
これで鹿島から2年連続でベストイレブンが1人も出ないことになりました。
元々MVPや得点王と個人賞に縁がないクラブではあります。
しかしベストイレブンは多くの選手が受賞していました。
以下が歴代の受賞者です。(リーグ優勝した年は太字)
1993年
大野俊三
サントス
本田泰人
1995年
相馬直樹
1996年
相馬直樹
ジョルジーニョ
1997年
秋田豊
相馬直樹
ビスマルク
1998年
秋田豊
相馬直樹
柳沢敦
2000年
高桑大二朗
秋田豊
2001年
秋田豊
名良橋晃
小笠原満男
中田浩二
柳沢敦
2002年
曽ケ端準
小笠原満男
2003年
小笠原満男
2004年
小笠原満男
2005年
小笠原満男
2007年
岩政大樹
2008年
岩政大樹
内田篤人
マルキーニョス
2009年
岩政大樹
内田篤人
小笠原満男
2013年
大迫勇也
2014年
柴崎岳
2015年
金崎夢生
2016年
昌子源
2017年
昌子源
西大伍
2018年
西大伍
2020年
エヴェラウド
これまで延べ39人が受賞しています。
リーグ優勝した2007年、2016年は1人ずつしか選ばれていないのは納得できません。
それでもクラブ別で2位の輩出となっています。
1位は川崎フロンターレで延べ45人です。
2020年の9人を筆頭に2018年7人、2021年7人、そして2022年も5人とここ数年で他を圧倒しています。
これまでは鹿島が1位でした。
しかし昨年2021年に抜かれると一気に引き離されます。
ベストイレブンからも今の川崎との差を感じてしまいます。
鹿島は優勝した年でもベストイレブンに選ばれる人数は少ないですが、Jリーグ開幕からコンスタントに選ばれてきました。
これは常にJリーグを代表する選手がいたことになり誇らしいです。
今の鹿島には能力が高い選手はたくさんいます。
チームが優勝すればベストイレブンに多くの選手が選ばれるはずです。
そして海外移籍や日本代表など選手のステップアップに繋がっていきます。
ぜひ来季こそは鹿島から多くのベストイレブンが選ばれてほしいと思います。
鹿島アントラーズはリーグ最多勝利数や得点数、優勝回数など数々の記録を保持しているクラブです。
いつかベストイレブンの人数も川崎から奪還したいですね。
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