2021年1月1日に行われた第100回大会の天皇杯決勝を観戦してきました。
新国立競技場が竣工してからサッカーの公式戦は去年の天皇杯決勝以来2度目でした。
次は1月4日に延期されていたルヴァンカップ決勝が行われます。
現時点でその試合しか予定は決まっておらず今後はいつ新国立競技場で試合があるかわかりません。
いつかは行われる日が来るため観戦に訪れる方のために今のスタジアムがどのような状況であったかを紹介したいと思います。
また夏の東京オリンピックで観戦される方の参考になれば幸いです。
時系列で説明します。
今回キックオフは14:40で開場は11:40でした。
このご時世ですのであまり早く行ってもどうかと思いJR千駄ヶ谷駅に12:20頃に到着しました。
千駄ヶ谷駅ですが普通の改札以外にICカード専用ゲートができていました。
去年はなかったのでびっくりしました。
しかしキックオフ2時間前では人はまばらのため誰も使っていなかったです。
そしてスタジアムへの入場ですが去年よりかなり快適になっていました。
改札を出るとすぐ目の前に東京体育館があります。
その奥が新国立競技場なのですが以前は道路が封鎖されており通れませんでした。
しかし今回はこの直通道路が整備されておりすぐに行けるようになっていました。
係員の方が何人も立っているので迷うことはないと思います。
そのため駅から2,3分もあればもうスタジアムに到着です。
都心からのアクセスは抜群です。
ここまで全く混雑はありませんでした。
そして検温、消毒をしてすぐに入場できます。
ここでも待ち時間は0です。
ただ入口でアナウンスしていましたが再入場できません。
待ち合わせは駅でするのがいいでしょう。
そして12:30には新国立競技場内に入りましたが空いています。
飲食店、グッズ売り場も待ち時間はありません。
座席の上下の間隔はかなり狭いです。
横の人が動く時は自分が立たないと通れません。
しかし今年は元々両隣に人はおらずさらにいない席もあったため広々としていました。
今回はSS席(バックスタンド中央部分1階)でしたが思っていたより見やすかったです。
さほど陸上トラックも気になりませんでした。
また新国立競技場は旧国立競技場と同じようにどのチケットでも一周回ることができます。
さらにチケットチェックは一切ないのでどの席にも下見に行くことができました。
4階から見てみましたがこちらも景色はよかったです。
おそらくゴール裏の1階だと反対側でのプレーは見えないと思います。
上の階の方がおすすめです。
そして去年は実際の天皇杯を写真に撮れたり過去の過去の名シーンの写真展などイベントがありましたが今回は全くありませんでした。
私は記事のネタ集めのため色々な座席からの景色を調べたり飲食店のチェックをしていましたがそれでも1時間はかかりませんでした。
今後もおそらく再入場はできないためあまり早く行きすぎてもやることはありません。
練習の始まる直前の13:30頃もスタジアムを1周しましたがコンコースもトイレも混雑はありませんでした。
ただ飲食店は5〜10分待ちくらいにはなっていました。
そして13:40頃から練習が始まり定刻通り14:40から試合をしてセレモニーという流れでした。
セレモニーが終わった直後にスタジアムを後にしたこともありますが帰りの千駄ヶ谷駅も空いていました。
電車内の座席も所々空いており座ろうと思えば座れるくらいです。
今回はコロナ禍での観戦であり1年前とは全く違う光景でした。
去年はもちろん満員で57,597人の観客が訪れています。
しかし今年はコロナにより収容人数の50%で販売する予定でした。
よって26,000人ほどになるはずでした。
それが一般発売の直前の12月23日に日本政府がイベント人数制限の方針を発表しました。
東京都を対象に2021年1月11日まで人数制限の上限を以前の5,000人に戻すというものです。
そのため一般販売は中止になり先行販売(招待券を含む)の16,000枚しか売られませんでした。
私はこの時に抽選で当たったため観戦ができました。
ただコロナの感染拡大が止まっていないため前日12月31日まで払戻は可能でした。
そのため実際は13,318人とかなり少なかったです。
コロナが収束した何年後かに国立競技場で行われる決勝戦が1万人台ということは考えにくいです。
しかし今の時点ではスタジアムの規模が大きいためそれほど密になることはなく観戦できると思いました。
皆様も気をつけてご観戦ください。
最後に新国立競技場内の売店のペットボトル飲料は300円でインスタントラーメンは350円でした。
飲み物は持参した方がよさそうです。
またカップヌードルを食べている人は1人も見かけませんでした。
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