天皇杯3回戦栃木SC戦を振り返って

鹿島アントラーズ

7月7日は天皇杯3回戦栃木SC戦がカンセキスタジアムとちぎで行われました。

結果は3−0で無事にラウンド16に駒を進めました。

しかしスコアほど余裕があった試合ではありませんでした。

リーグ戦でもベガルタ仙台、大分トリニータと引いた相手になかなか自分たちのサッカーができていません。

この試合も80分までは栃木のブロックに苦しめられ本当にどうなるかわからなかったです。

アディショナルタイムを含めた残り15分にどうにか自力の差を見せつけて勝利できました。

まずは試合を振り返っていきます。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF39 犬飼智也
DF5 杉岡大暉
MF4 レオ シルバ
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF11 和泉竜司
MF41 白崎凌兵
FW8 土居聖真
FW9 エヴェラウド

上田綺世と町田浩樹は東京オリンピックの直前合宿に参加中で不在です。

天皇杯の3回戦ということでもう少しリーグ戦の出番が少ない選手を起用してくるか思いましたがベストに近いメンバーで編成してきました。

しかし立ち上がりは鹿島のミスも重なりペースを握ることができません。

そしていきなりピンチを迎えます。

4分に左サイドで杉岡のバックパスを松岡瑠夢に奪われ角度のないところからシュートを打たれます。

わずかに枠には飛びませんでしたが危ないシーンでした。

10分頃から落ち着いてボールを回せるようになり鹿島のペースになります。

12分にはピトゥカが白崎とのパス交換からボレーで狙いますがバーを越えてしまいます。

この2人はイメージが完全に合っていました。

39分は左サイドでボールを繋ぎ最後はピトゥカがまたしてもボレーで狙いますが惜しくもバーの上です。

そして前半終了間際はゴール前で押し込むシーンも見られましたが決定機には至らず前半は終了です。

前半はシュートを6本しか打てず苦戦した印象です。

前半があまりに低調なパフォーマンスだったので後半はギアを入れてくるかと思いましたが流れは変わりません。

五分五分の展開のまま時間が進みます。

そして69分にようやく鹿島が動きます。

和泉、白崎に代えてファン アラーノ、松村優太を投入します。

その後アラーノがスペースに走り回ってくれるため徐々にリズムができてきます。

73分には右サイドのアラーノからのクロスにエヴェラウドが頭で合わせますがうまくヒットできません。

しかしサイド攻撃でいいチャンスが作れました。

そして80分ついに均衡を破ります。

レオ シルバからのパスに右サイドの常本がアーリークロスを上げてエヴェラウドが頭で合わせてネットを揺らします。

シンプルな攻撃でしたが常本のクロスの精度とエヴェラウドの動き出しがうまくマッチしました。

86分に土居に代えてアルトゥール カイキ、87分にはレオ シルバから三竿健斗とゲームを締めに入ります。

そしてここから連続して得点が入ります。

90分に右サイドで相手との競り合いからカイキが粘りボールを残します。

これをカバーに入ったアラーノが中に折り返しまたしてもエヴェラウドが決めます。

エヴェラウドが右足でシュートを打ち損ない左足に当たって入ったようなラッキーなゴールでした。

さらに92分には三竿からのスルーパスにピトゥカが左から鋭いクロスを上げます。

これをカイキがダイレクトボレーできっちり決めました。

カイキはアラーノとともに常にスペースに走っていました。

目立たないプレーでしたが報われてよかったです。

そしてカイキは嬉しい鹿島アントラーズに移籍後初ゴールとなりました。

ピトゥカの絶妙なクロスも流石でした。

これで3−0となり試合は終了となります。

今日の試合では評価しづらいかもしれませんが白崎とピトゥカはテクニックがあり見ていて楽しいですね。

相馬監督が重宝する理由も頷けます。

2人のコンディションが良ければここを軸にチーム編成をしてもらいたいです。

次の天皇杯は1ヵ月空いて8月18日です。

V・ファーレン長崎とのラウンド16になります。

鹿島のHPではホーム扱いと記載がありますがまだスタジアムが発表されていません。

夏休みですしカシマサッカースタジアムだったらいいですね。

大人数が集まることを推奨できないご時世ですがサポーターの後押しで天皇杯を制覇したいです。

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