ここ連日エヴェラウドの移籍について情報が出てくるようになりました。
これまでは鹿島アントラーズとの契約が今季終了の2022年1月までであり退団の可能性が高いというものでした。
それが具体的なクラブ名まで出始め、移籍は間違いなさそうです。
まず11月26日にブラジルメディアのMEU TIMAOではブラジル1部のコリンチャンスとすでに交渉を行っており、オファーの内容についても精査していると伝えられました。
コリンチャンスはずっとストライカーを探しています。
今年の6月15日にはアメリカメディアのESPNがコリンチャンスがエヴェラウドに関心を持っていることを報じました。
その時はエヴェラウドの代理人が500万ドル(約5億4000万円)の契約解除条項が盛り込まれていることを明かし結局残留となっています。
かなりエヴェラウドの能力を買っているのかずっと追い続けていますね。
さらに11月27日にはブラジルメディアのRadar Esportesで同じくブラジル1部のグレミオの名前が上がっていることを報じます。
現在グレミオのエースFWのディエゴ・ソウザは36歳であり今季での退団が有力視されています。
その後釜でエヴェラウドを狙っているようです。
元々エヴェラウドはグレミオの下部組織出身で2011年にトップチームに昇格しています。
当時は1試合の出場と目立った活躍はしませんでしたが成長したエヴェラウドの復帰を模索しているのですね。
実はグレミオも2020年の8月8日にブラジルメディアのグローボでエヴェラウド獲得に向けて調査を開始したことを報じられています。
鹿島にフィットし始めた頃で本人の希望と高額な違約金のため移籍はしませんでした。
エヴェラウドは鹿島に移籍する前年の2019年はブラジル1部のシャペコエンセでプレーをしていました。
そしてリーグ戦で28試合に出場し11得点を挙げています。
その活躍もありブラジルでは人気株のようです。
鹿島アントラーズとしては今季の成績では放出せざるを得ないのかもしれません。
実際に新FW獲得の噂はありました。
今年の7月8日に鹿島がセアラーSCのサウロ・ミネイロの獲得に迫っていることがブラジルメディアのBOLA VIPで報じられます。
24歳の新助っ人に魅力を感じていたようでセアラーの4倍の年俸を提示し個人合意したようです。
その時にエヴェラウドをレンタル移籍で譲渡するオファーも付いていたと言います。
何らかの理由でうまくいかずサウロ・ミネイロは7月22日に横浜FCに加入しました。
サウロ・ミネイロは荒削りではありますがパワー、スピードに優れており魅力的な選手です。
横浜FCはJ2に降格しましたのでもう一度狙いにいってもいいかもしれません。
今季の鹿島アントラーズは第38節のベガルタ仙台戦で全日程が終了となります。
おそらく翌日から日本人選手も外国籍選手も一気に移籍情報が加速します。
エヴェラウドの去就ももうすぐ明らかになりそうです。
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