2023年のJリーグも開幕し半月が経過しました。
思えば昨季2022年のJリーグはカタールW杯のため11月5日に閉幕しています。
そのため丸3ヵ月以上Jリーグがない生活でした。
サポーターにとって待ちに待った新シーズンです。
今季はスタジアム来場可能数の上限100%で全席声出し応援が可能となり、各地で熱い試合が繰り広げられています。
その中で2月は鹿島アントラーズも開幕に向けてのプレシーズンマッチ1試合とリーグ戦2試合が行われました。
まずは結果を振り返ります。
2月12日PSM水戸ホーリーホック ●0−2
2月18日J1第1節京都サンガF.C. ○2−0
2月25日J1第2節川崎フロンターレ ●1−2
毎年恒例となっている水戸ホーリーホックとの一戦ではいいところなく完封負けをします。
ボールは保持しますがゴール前の危険なプレーにまで持っていけません。
そしてカウンターから2失点という典型的な負け試合となってしまいました。
キャンプからの練習試合でJ2相手に1勝4敗と結果が出ません。
フォーメーションを色々試したり、佐野海舟を左サイドバックにするなど試行錯誤が見えました。
しかし失点が多く不安を抱えながらの開幕となります。
その京都サンガF.C.との開幕戦では4−3−3を採用してきました。
佐野をアンカーに置き、3トップの右に藤井智也、左に知念慶と新戦力を3人とも起用します。
選手たちに結果が出ていない危機感があったため守備意識が高く非常に引き締まった試合を見せてくれます。
前半8分という早い時間に先制点を取ることができたおかげでゲームを終始コントロールすることができました。
2−0の完封勝利で上々のスタートを切ります。
そして第2節は鹿島が唯一負け越している川崎フロンターレです。
前節同様に前半5分のファーストチャンスで知念がネットを揺らします。
古巣相手に強烈な一撃を披露してくれました。
その後は川崎にボールを持たれるものの決定機を作らせず勝ちゲームかと思われました。
しかし89分、101分と終盤の連続失点で逆転負けを喫します。
微妙な判定やVARの運用に不満はありますがまたしても勝てませんでした。
2023年のリーグ戦は1勝1敗でのスタートとなっています。
まずは攻撃では少ないチャンスを仕留めることができました。
京都戦はシュート11本で2点、川崎戦は6本で1点です。
ただこの決定力をずっと続けることは難しいでしょう。
そのためにも決定機を増やしシュートを増やすことを狙っていきたいです。
そして守備ですが本来は要となるはずであった昌子源が怪我で離脱中です。
それでも植田直通、関川郁万というJ屈指のCBコンビがあり体を張った守備でゴールを割らせません。
川崎相手でもセットプレーからの2失点であり流れの中で危ないシーンはそれほど作らせていませんでした。
これをやり続けてほしいです。
川崎戦で勝てていれば勝負強さの復活が期待できたのですがそうはいきませんでした。
まだ今シーズンのリーグ戦は34試合中2試合が終わったばかりです。
鹿島らしさが垣間見られただけにこれからの成長が期待できます。
3月はルヴァン杯も始まり公式戦が増えてきます。
内容とともに結果を出しながらいい春先にしたいですね。
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