鹿島アントラーズのACL激闘3試合

鹿島アントラーズ

JチームのACLが再開しました。

今年は2試合が終了した時点でコロナにより延期になっていました。

そのためグループリーグの残り試合から決勝までカタールで集中開催されます。

まずは11月24日にFC東京が先陣を切って試合が行われました。

残念ながら上海緑地申花に0-1で敗れましたが、FC東京、ヴィッセル神戸、横浜F・マリノスと好位置に付けています。

グループリーグさえ突破すれば今回は決勝トーナメントは一発勝負です。

そのため4連勝で優勝となります。

どのチームも同じ条件とは言え例年よりチャンスは多そうです。

来年度の日本チームの出場枠の確保のためぜひ好成績を残してほしいです。

今年は鹿島のみ1月28日に行われたメルボルン・ビクトリーとのACLプレーオフに0-1で敗戦し本大会出場を逃しました。

試合をほぼ支配しシュート数も17-6と圧倒していましたが運もなかったですね。

JクラブがACLのプレーオフに参加するようになってから敗退は史上初という屈辱でした。

あの時は落ち込みましたが今となっては少しよかったと思います。

コロナでこれほど過密日程になることは想定していませんでしたしチームは熟成してきました。

公式戦6連敗で得点もオウンゴールの1点のみだったことを考えればよく立て直しました。

来年はスタートダッシュを決めてぜひタイトル奪取をしていただきたいです。

そしてこれまで鹿島は9回ACLに出場しています。

これは日本勢ではガンバ大阪と同じ最多出場タイ記録です。

そのためグループリーグ、決勝トーナメントを合わせ70試合行っています。

通算36勝15分け19敗で勝率51.4%となっています。

鹿島ですら2回に1回しか勝てないとなるとアジアもなかなか手ごわいですね。

初優勝が8回目の出場の2018年だったのも頷けます。

ここで個人的にACLで思い出深い3試合を紹介したいと思います。

2010年
5月12日 決勝トーナメントラウンド16 浦項スティーラーズ ●0-1

Jリーグ3連覇を達成した翌年でいよいよアジア制覇に意気込んでいた年でした。
そして史上初のグループリーグ6戦全勝という圧倒的な成績で1位突破をします。
この記録は優勝した2018年でも達成できていません。
しかし運が悪く前年のACL優勝チームの浦項といきなり決勝トーナメントで当たってしまいます。
相手は試合巧者で前半29分に決めた得点を守り切られ敗戦となります。
ホームの利も生かせずこのチームですらアジアでは勝てないのかと絶望しました。

2011年
5月25日 決勝トーナメントラウンド16 FCソウル ●0-3

3月11日に東日本大震災が起こったためグループリーグが変則開催となりました。
またカシマサッカースタジアムも被害を受け使用できなかったためホームゲームの3試合を国立競技場で行った年です。
そんな中でも力を発揮しグループリーグを3勝3分けの無敗で通過します。
そして因縁の相手FCソウルとの対戦となりました。
FCソウルと言えば2009年も同じラウンド16で対戦しPKで敗れる悔しい思い出がありました。
今回こそと意気込みましたが結果は惨敗です。
これで4年連続決勝トーナメント初戦で敗退という屈辱を味わいました。

2018年
10月3日 準決勝第1戦 水原三星 ○3-2

ACL優勝へ足掛かりとなった試合です。
第2戦も激闘でしたが第1戦を選びました。
まさかのホームで前半2分、6分と立て続けに失点し0-2となってしまいます。
しかし負ける気が全くしない試合でした。
その後は落ち着いて試合を進め2-2の同点に追いつきます。
そして最後の最後にドラマは待っていました。
後半アディショナルタイムの93分にゴール前の混戦から内田篤人が蹴り込み大逆転勝利を収めます。
この試合の終了のホイッスルを聞いた時ACL優勝を確信しました。

今回ACLの他の試合も振り返っていてJリーグとは違う国際大会の良さを思い出しました。

先ほどは今年はACLに出場しなくてよかったと言いましたがやはり出場してほしかったです。

そして鹿島アントラーズの勝利が観たかったです。

おそらく鹿島サポーターは日本一欲張りです。

どんなに勝ってもタイトルを獲っても満足できません。

来年はアジアの舞台に戻って来られるよう残りのJリーグを応援しましょう。

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