最後にJ1に生き残るのはどのクラブか【残留争いも佳境】

Jリーグ

10月12日に延期されていたJ1第27節横浜F・マリノスvsジュビロ磐田の試合が行われました。

結果は1−0でジュビロ磐田の勝利です。

首位と最下位の対戦でしたが、ジュビロが高卒ルーキー古川陽介のリーグ初ゴールで完封勝利をします。

ジュビロは最後まで粘り強く守り続け大金星を挙げました。

これで今季のJリーグ優勝決定は持ち越しとなっています。

またマリノスには勝ち点差2で川崎フロンターレが迫ってきました。

残り2試合本当にわからなくなっています。

少し前まではマリノスの優勝でほぼ決まりかと思われましたが、もしかすると川崎の3連覇があるかもしれません。

最終節にドラマは待っているような気がします。

そして下位クラブも熾烈なJ2降格を回避するための戦いが待っています。

17位の清水エスパルスと18位のジュビロ磐田が残り3試合ですが、他は残り2試合です。

この時点で降格が決定しているクラブはありません。

本当に今季は上位も下位も混戦となっています。

まずは過去7シーズンのJ2降格クラブ、プレーオフ出場のクラブの成績を調べてみました。

2015年(入れ替え戦なし)
16位 松本山雅FC    勝ち点28(7勝7分20敗 得点30失点54得失点差-24) 
17位 清水エスパルス  勝ち点25(5勝10分19敗 得点37失点65得失点差-28) 
18位 モンテディオ山形 勝ち点24(4勝12分18敗 得点24失点53得失点差-29) 

2016年(入れ替え戦なし)
16位 名古屋グランパス   勝ち点30(7勝9分18敗 得点38失点58得失点差-20) 
17位 湘南ベルマーレ   勝ち点27(7勝6分21敗 得点30失点56得失点差-26) 
18位 アビスパ福岡     勝ち点19(4勝7分23敗 得点26失点66得失点差-40)

2017年(入れ替え戦なし)
16位 ヴァンフォーレ甲府  勝ち点32(7勝11分16敗 得点23失点39得失点差-16) 
17位 アルビレックス新潟  勝ち点28(7勝7分20敗 得点28失点60得失点差-32) 
18位 大宮アルディージャ  勝ち点25(5勝10分19敗 得点28失点60得失点差-32)

2018年(16位がプレーオフ)
16位 ジュビロ磐田     勝ち点41(10勝11分13敗 得点35失点48得失点差-13) 
17位 柏レイソル     勝ち点39(12勝3分19敗 得点47失点54得失点差-7) 
18位 V・ファーレン長崎  勝ち点30(8勝6分20敗 得点39失点59得失点差-20) 

2019年(16位がプレーオフ)
16位 湘南ベルマーレ 勝ち点36(10勝6分18敗 得点40失点63得失点差-23) 
17位 松本山雅FC   勝ち点31(6勝13分15敗 得点21失点40得失点差-19) 
18位 ジュビロ磐田  勝ち点31(8勝7分19敗 得点29失点51得失点差-22) 

2020年(コロナ禍による特例ルールで降格なし)
16位 清水エスパルス 勝ち点28(7勝7分20敗 得点48失点70得失点差-22) 
17位 ベガルタ仙台   勝ち点28(6勝10分18敗 得点36失点61得失点差-25) 
18位 湘南ベルマーレ  勝ち点27(6勝9分19敗 得点29失点48得失点差-19)

2021年(38試合制・4クラブ降格)
17位 徳島ヴォルティス 勝ち点36(10勝6分22敗 得点34失点55得失点差-21) 
18位 大分トリニータ   勝ち点35(9勝8分21敗 得点31失点55得失点差-24)
19位 ベガルタ仙台   勝ち点28(5勝13分20敗 得点31失点62得失点差-31) 
20位 横浜FC      勝ち点27(6勝9分23敗 得点32失点77得失点差-45)

おおよそ残留ラインの勝ち点は試合数と言われています。

2018年のみがハイレベルな残留争いでしたが、他は全て試合数を下回る勝ち点のクラブは降格しています。

そして今季の下位クラブの成績です。

試合数以下の勝ち点になる可能性があるのは5クラブです。(京都、福岡、ガンバは32試合、清水、磐田は31試合消化)

2022年
14位 京都サンガF.C.  勝ち点34(8勝10分14敗 得点30失点38得失点差-8) 
15位 アビスパ福岡  勝ち点34(8勝10分14敗 得点26失点36得失点差-10) 
16位 ガンバ大阪  勝ち点33(8勝9分15敗 得点31失点44得失点差-13) 
17位 清水エスパルス  勝ち点32(7勝11分13敗 得点40失点48得失点差-8) 
18位 ジュビロ磐田   勝ち点28(6勝10分15敗 得点31失点54得失点差-23)

まずは京都、福岡、ガンバの3クラブは残り2試合で1勝すれば16位以上は固いでしょう。

そして厳しいのはジュビロ磐田です。

プレーオフの16位に入るためにもガンバと勝ち点5も離れています。

そのため自動降格を抜けるためには必ず2勝が必要になってきます。

ここまで下位に沈むクラブにとって3試合で2勝は至難の業です。

ただ可能性は少なからず残っています。

それはジュビロの残りの対戦が清水、ガンバ、京都と全て残留争いのクラブとなっているのです。

まずは台風で延期になった10月22日に第31節静岡ダービーがあります。

ここでジュビロは負けると相当厳しくなります。

逆に清水はここで勝つと13位まで浮上できるので残留への道が見えてきます。

もしかすると優勝も降格も最終節に全てが決まるという劇的なシーズンになるかもしれません。

今季も残りわずかですのでJリーグが見られる日常を噛みしめながら過ごしたいと思います。

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