第15節サガン鳥栖戦を振り返って【相馬監督初黒星】

鹿島アントラーズ

5月22日は第15節サガン鳥栖戦が駅前不動産スタジアムで行われました。

結果はいいところがなく1-2と逆転負けを喫しました。

これにより相馬監督の公式戦不敗神話は10試合でストップしました。

またリーグ戦も4連勝で止まっています。

ここまで上位陣相手に勝利を重ねてきましたが残念な敗戦です。

まずは今節を振り返ります。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF22 広瀬陸斗
DF39 犬飼智也
DF28 町田浩樹
DF14 永戸勝也
MF20 三竿健斗
MF4 レオ シルバ
MF27 松村優太
MF41 白崎凌兵
FW8 土居聖真
FW13 荒木遼太郎

前節の横浜F・マリノス戦で常本佳吾が退場になり出場停止ですので広瀬が入りました。

そして上田綺世がベンチにはいますがFW陣の駒不足のため0トップが定着してきました。

試合は攻守の入れ替えが早く引き締まった内容でスタートします。

しかし徐々に鳥栖のボール支配の時間が長くなっていきました。

そして鳥栖にいい形を作られてしまいます。

8分に左サイドで攻撃を組み立て、山下敬大の落としに仙頭啓矢が左足のシュートを打ちますが沖が右手一本ではじき出します。

危ないシーンでしたが沖がきっちり反応できており事なきを得ます。

その後は落ち着いて試合を展開していきます。

その中で一瞬の隙を逃さず鹿島が先制します。

14分に中央で三竿がFKのクイックスタートし土居のスルーパスに松村が迷いなく右足を振り抜きます。

これがエドゥアルドに当たりコースが変わりさらに右ポストに当たりゴールインしました。

松村はここのところ起用時間が増えたことで思い切りの良さがかなり出ています。

このゴールで勢いが出て追加点を狙いに行きます。

16分には白崎と土居で左サイドを崩し最後は白崎が右のインフロントで丁寧に狙いますが浮いてしまいます。

しかし2人だけでシュートまでいく素晴らしい連携を見せました。

飲水タイム後から鳥栖がボールポゼッションの時間が長くなります。

鹿島も構えてしまい鳥栖のペースになりました。

29分に飯野七聖に右サイドを突破され高速クロスであわやのシーンを作られますが沖が素早く前ではじきピンチを脱します。

そして鳥栖の時間帯を凌ぐと今度は鹿島ペースです。

44分は荒木の右から振り向きざまのクロスに白崎のヘディングシュートがバーに当たり惜しくもゴールはなりません。

時間帯のよってペースを握るチームが変わりどちらに転ぶかわからない前半でした。

後半は開始から鳥栖が攻めに転じます。

その勢いを止めることができず同点にされてしまいます。

50分に中野嘉大に左サイドを突破され低く鋭いクロスを上げられます。

これを沖が手で止めに行きますがこぼしてしまい山下敬大に詰められます。

その後は完全に鳥栖がボールを回し鹿島は防戦一方になります。

そこで64分に松村、広瀬に代えて上田綺世、小泉慶を投入します。

流れを変えたいところですが鳥栖から主導権を奪い取ることができません。

71分に林大地に振り抜いてすぐに右足のシュートを打たれますが沖がセーブします。

さらに72分に中央の松岡大起の浮き球から繋がれ樋口雄太にネットを揺らされますがオフサイドの判定で助かります。

75分には小屋松知哉の左サイドからのクロスに樋口が合わせますが右に逸れます。

立て続けにピンチを招いておりどうにか状況を打破するため77分に白崎、三竿に代えて遠藤康、ディエゴ ピトゥカを投入し中盤を支配しようと試みます。

しかし2人の投入直後に逆転弾を決められてしまいます。

79分に左から小屋松のクロスを永戸が頭でクリアします。

それを仙頭に拾われ折り返しを樋口に決められしまいました。

2失点とも左サイドで犬飼がボールを奪えずに起点を作られ失点となっています。

もう少し体を寄せ切って止めたいシーンです。

この失点後からはピトゥカを中心に縦パスを効果的に使い好機を作ろうとはします。

しかし決定的な場面は作れず時間だけが過ぎてしまいます。

最後は89分に土居から杉岡大暉にチェンジです。

そして最後にビッグチャンスがやってきます。

後半アディショナルタイムの92分にレオシルバがうまくフリックで繋ぐと永戸が抜け出します。

最高の抜け出しから折り返しをフリーの遠藤が合わせますが大きくバーを越えゴールになりません。

その後は鳥栖にうまく時間を使われ1-2でタイムアップとなりました。

後半はほぼ鳥栖のペースであり鹿島のよさは全く出ませんでした。

この試合は悔しいですが負けるべくして負けた試合でした。

開幕戦の清水エスパルス戦以来の逆転負けでショックは大きいです。

しかし敗戦を引きずっている時間はありません。

序盤戦で相当取りこぼしているため極力勝ち続けたいところではありました。

ただ全勝することは現実的ではなくどこかで敗戦はしてしまいます。

それが今節の鳥栖戦でした。

次も中3日でセレッソ大阪戦、そして週末には首位川崎フロンターレ戦があります。

どちらも落とすことができない重要な試合が続きます。

次を見据えてサポーターも切り替えましょう。

連戦なのでメンバー編成をどうするか監督の腕の見せ所です。

今節できなかったことを修正し勝利できるようベストを尽くしてほしいです。

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