ルヴァン杯プレーオフ第1戦清水エスパルス戦を振り返って

鹿島アントラーズ

2021年6月2日はルヴァンカッププレーオフ第1戦清水エスパルス戦がIAIスタジアム日本平で行われました。

ここからはトーナメントになるため準決勝まではホーム&アウェイの2戦合計で争われます。

その初戦をアウェイで1-0で先勝しました。

スコアこそ1-0でしたが内容は打ち合いでどちらに転ぶかわからない試合でした。

そのためまずは結果が出て安心しました。

まだ第2戦があるため油断はできませんがアドバンテージを持ってホームの試合に臨むことができます。

まずは今節を振り返ります。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォン スンテ
DF22 広瀬陸斗
DF23 林尚輝
DF33 関川郁万
DF5 杉岡大暉
MF20 三竿健斗
MF6 永木亮太
MF25 遠藤康
MF7 ファン アラーノ
FW9 エヴェラウド
FW17 アルトゥール カイキ

直近の川崎フロンターレとのリーグ戦からスタメン11人全員を代えています。

エヴェラウドは約2ヵ月ぶりのスタメンです。

カップ戦とは言え負けたら終わりのプレーオフで思い切ったメンバー編成をしてきました。

普段はなかなか出場機会のない選手がほとんどです。

しかし他チームからしたら羨むほどの戦力で楽しみなメンバーでした。

試合は鹿島が最初のチャンスをきっちり決めます。

8分に永木の左からのインスイングのコーナーキックから林がドンピシャのヘッドで先制します。

林のプロ初ゴールで今季ルーキーの第1号です。

すると鹿島が主導権を握り攻勢に出ます。

10分には左サイドの杉岡のクロスにアラーノが繋ぎ、最後は三竿が右足インサイドで狙います。

しかしGK永井堅梧に横っ飛びで弾かれてしまいます。

さらに11分にも中央でアラーノが強烈なシュートを打ちますがこれはGK正面でまたしても弾かれます。

12分にはエヴェラウドが切り返しから左足のシュートと攻撃の手を緩めません。

この連続攻撃で追加点が欲しかったですが入らずも試合は鹿島が握ります。

そして43分に初めてピンチを迎えます。

大きなサイドチェンジからエウシーニョがマイナスの折り返しをし鈴木唯人がダイレクトで狙いますがGKスンテの正面です。

前半アディショナルタイムにはエヴェラウドが抜け出しから切り返しでボールがこぼれたところをアラーノが左足で狙いますがこちらも相手GK正面でした。

後半も鹿島ペースで始まります。

47分にエヴェラウドがドリブルでペナルティエリア内に進入します。

そして右サイドを抉ってクロスを上げます。

これにカイキがバイシクルで狙いますが力なくGK永井に止められました。

この後から両チームともにゴール前までボールを運びチャンスが増えてきます。

53分には西澤健太のシュート気味のチアゴ サンタナへのクロスをスンテが前に出て弾きます。

こぼれたボールを片山瑛一がシュートを打ちますが杉岡が体でブロックしました。

58分は西澤のアウトスイングのCKから片山がヘディングで合わせますがスンテが正面でがっちり掴みます。

この2本はかなり危ないシーンでした。

すると直後に鹿島にもチャンスが来ます。

59分にカイキが右サイドを突破しようとしますが立田に奪われます。

これを遠藤がフォローし中のアラーノが強烈なシュートを打ちますがGKの左手のファインセーブの前に得点はなりません。

後半飲水タイム前の71分にはペナルティエリア左でボールを拾った遠藤がGKの逆を突く素晴らしい左足のシュートを打ちますがわずか枠の右でした。

76分にカイキ、永木から土居聖真、ディエゴ ピトゥカに交代です。

そして82分に土居がボール奪取からループパスに遠藤が右足で打ちますが枠には飛びません。

86分にアラーノに代えて松村優太です。

アラーノは鼻骨骨折でフェイスガードを付けてのプレーでしたが流石の運動量で起点になっていました。

最後は89分に遠藤から犬飼智也へ交代し守備固めをします。

その直後にロングスローから立田悠悟のそらしに鈴木が頭で合わせますがスンテが止めます。

鹿島は最後まで追加点を狙っていましたがこのまま1−0で終了です。

後半は鹿島が追加点を取るため前に出ていくシーンが多くありました。

それを清水が奪い両チームともにゴール前でシュートシーンがありどちらに点が入ってもおかしくなかったです。

1点のリードがあったためもう少し慎重なボール運びでも良かったと思える試合でした。

危ないところも多くありましたが守備陣は最後まで体を張って粘り強く守っていました。

これで第2戦は引き分け以上で勝ち抜けになります。

リーグ戦は6月20日までないため次のメンバーがどうなるか気になるところです。

沖悠哉、町田浩樹、上田綺世の3人はU-24日本代表に招集されているため不在です。

おそらく何人かはリーグ戦のスタメンを混ぜてくるのではないかと思います。

もうリーグ戦が絶望的となったからにはルヴァンカップは必ず獲得しなければなりません。

まずはプレーオフを突破しノックアウトステージの準々決勝に駒を進めたいですね。

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