1ステージ制で平日のJリーグ優勝決定は初めてだった

Jリーグ

今年も12月になりました。

1年が経つのは早いものです。

新国立競技場のスポーツイベントのこけら落としとなった天皇杯決勝からも1年が経とうとしています。

あの時は2020年がこんなことになるなんて誰も思いませんでした。

鹿島は大岩剛監督からザーゴ監督に代わり自分たちで主体的にゲームをコントロールするサッカーに変貌を遂げようとしています。

当初はなかなかうまくいかず勝てない試合も多くありました。

日が経つにつれて良くはなりましたがACL、ルヴァン杯、Jリーグと3つのタイトルを逃しています。

残すところは天皇杯のみですが今年は変則的な大会のためそもそも出場できるかわかりません。

鹿島は内容はよかったけれども勝てなかったでは評価されないクラブです。

来年は必ずJリーグを獲ってこの時期に喜びたいですね。

今年は川崎フロンターレが4試合残しという史上最速で優勝を決めました。

私は鹿島アントラーズvs柏レイソル戦を観に行っていたので同時刻の優勝決定試合をリアルタイムでは見られませんでした。

それなので翌日DAZNを見て少し違和感を感じました。

それは中継でキックオフ前にJリーグ杯が映されたのですが夜だったのです。

川崎フロンターレvsガンバ大阪の試合は18:33キックオフだったので当たり前ですが空は暗くなっていました。

チャンピオンシップがあった頃はナイトゲームでしたが1ステージ制でJリーグ杯が映った時は明るかったと記憶していました。

それなので過去Jリーグ28年間のJリーグ優勝決定試合は何時キックオフで何曜日だったのか調べてみました。

まずは1ステージ制の14年分です。

1996年11月9日(土)14:34 第30節 鹿島アントラーズvsヴェルディ川崎(0-5)
2005年12月3日(土)14:04 第34節 ガンバ大阪vs川崎フロンターレ(4-2)
2006年12月2日(土)14:04 第34節 浦和レッズvsガンバ大阪(3-2)
2007年12月1日(土)14:34 第34節 鹿島アントラーズvs清水エスパルス(3-0)
2008年12月6日(土)14:33 第34節 鹿島アントラーズvsコンサドーレ札幌(1-0)
2009年12月5日(土)15:32 第34節 鹿島アントラーズvs浦和レッズ(1-0)
2010年11月20日(土)14:04 第31節 名古屋グランパスvs湘南ベルマーレ(1-0)
2011年12月3日(土)15:35 第34節 柏レイソルvs浦和レッズ(3-1)
2012年11月24日(土)14:36 第33節 サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪(4-1)
2013年12月7日(土)15:33 第34節 サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ(2-0)
2014年12月6日(土)15:35 第34節 ガンバ大阪vs徳島ヴォルティス(0-0)
2017年12月2日(土)14:03 第34節 川崎フロンターレvs大宮アルディージャ(5-0)
2018年11月10日(土)14:03 第32節 川崎フロンターレvsセレッソ大阪(1-2)
2019年12月7日(土)14:03 第34節 横浜F・マリノスvsFC東京(3-0)

なんと過去14回は全て土曜日のデーゲームに優勝が決まっていました。
最終節が土曜日に設定されているとはいえそれ以前に決まるケースもあります。
非常に珍しい結果です。

次に2ステージ制でチャンピオンシップがあった11年分も調べてみました。

1994年1月16日(日)13:03 第2戦 ヴェルディ川崎vs鹿島アントラーズ(1-1)
1994年12月2日(金)19:02 第2戦 ヴェルディ川崎vsサンフレッチェ広島(1-0)
1995年12月6日(水)19:05 第2戦 横浜マリノスvsヴェルディ川崎(1-0)
1997年12月13日(土)19:36 第2戦 ジュビロ磐田vs鹿島アントラーズ(1-0)
1998年11月28日(土)19:35 第2戦 鹿島アントラーズvsジュビロ磐田(2-1)
1999年12月11日(土)19:33 第2戦 ジュビロ磐田vs清水エスパルス(1-2 PK4-2)
2000年12月9日(土)19:34 第2戦 鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス(3-0)
2001年12月8日(土)19:34 第2戦 鹿島アントラーズvsジュビロ磐田(1-0)
2004年12月11日(土)19:37 第2戦 横浜F・マリノスvs浦和レッズ(0-1 PK4-2)
2015年12月5日(土)19:35 第2戦 サンフレッチェ広島vsガンバ大阪(1-1)
2016年12月3日(土)19:35 第2戦 鹿島アントラーズvs浦和レッズ(2-1)

チャンピオンシップの場合は必ず第2戦で優勝が決まるため日程次第となります。
Jリーグ元年の1993年は5月15日が開幕だったため翌年1月にチャンピオンシップが行われています。
これは1994年のアメリカワールドカップアジア一次予選が4月から5月にあったため開幕が遅くなりました。
そのため1994年は2度もチャンピオンシップがあった唯一の年となりました。
1994年と1995年はチャンピオンシップの第2戦を平日に開催しています。
今では観客動員の観点から考えられませんが当時はJリーグバブルだったので関係なかったのでしょう。
民放での生中継もありました。
また1999年と2004年はともに第2戦を負けたチームが2戦合計得点でPK戦にまでもつれ優勝しています。
勝負事では最後に勝ったチームの方が勢いがありそうですがJリーグでは違った結果になっています。

そして最後は2ステージ制でありながら完全優勝したためチャンピオンシップがなかった2年分です。

2002年11月23日(土)16:04 2nd第14節 ジュビロ磐田vs東京ヴェルディ(1-0)
2003年11月29日(土)14:02 2nd第15節 横浜F・マリノスvsジュビロ磐田(2-1)

こちらも2回とも土曜日に優勝が決定しています。

そして今年は水曜日でした。

2020年11月18日(水)18:33 第29節 川崎フロンターレvsガンバ大阪(5-0)

1ステージ制で平日の夜に優勝が決定したのは史上初です。

チャンピオンシップを入れても1995年以来25年ぶり3度目です。

またナイトゲームでの決定も2016年以来4年ぶりとなります。

これまで28年間で土曜日に優勝が決まったのは24回です。

約86%の確率で土曜日に優勝が決まっていました。

そもそも1ステージ制になってからラスト2節は土曜日のデーゲームで全試合同時刻キックオフになっています。

さらにその前の2試合くらいも土日開催が多いです。

そのため今年のようなイレギュラーな日程かつ首位が独走するような展開でない限り今後は平日に優勝決定はないと思われます。

鹿島が優勝したら平日だろうが休日だろうがどちらでもいいですけどね。

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