4月9日は第7節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われます。
13位鹿島アントラーズと最下位の18位の柏レイソルという下位対決となってしまいました。
実力を考えれば上位対決でもおかしくないカードです。
まず鹿島ですが直近のリーグ戦3試合を1分2敗と勝ちがありません。
内容的にはそれほど悪くはありませんが結果が出ていないのが気がかりです。
昨季同様に横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島と強豪クラブに連敗中となっています。
広島戦ではセットプレーから先制をするもまさかの終盤に連続失点をし逆転負けを喫します。
第2節の川崎フロンターレ戦と同じような展開での敗戦にショックを隠せませんでした。
ただミッドウィークに行われたルヴァン杯アビスパ福岡戦では1−0で完封勝利を挙げることができています。
やや兆しが見えてきただけにリーグ戦でも4試合ぶりの勝利がほしいです。
そして対するレイソルはかなり深刻な状況となっています。
今季は開幕から2戦連続の引き分けの後4連敗です。
しかも4試合完封負けと攻撃が全く機能していません。
ルヴァン杯も2分1敗となっており公式戦で9戦勝ちがありません。
鹿島としては調子の上がらない相手に確実に勝ち点3を獲得したい試合となりました。
これまで柏とのリーグ戦対戦成績ですが52試合行っており、31勝6分15敗です。
得点は96、失点は70となっています。
勝率は59.6%とかなり高いです。(全体では1030試合で564勝155分311敗の勝率54.8%)
過去6年間の対戦成績は以下の通りです。
2016年
4月24日1st第8節 ●0-2
9月10日2nd第11節 ●0-2
2017年
7月2日第7節 ○3-2
11月26日第33節 △0-0
2018年
7月22日第17節 ○6-2
11月6日第32節 ○3-2
2020年
8月29日第13節 ○3-2
11月25日第29節 ●1-4
2021年
4月7日第8節 ○2-1
7月11日第22節 ●1-2
2022年
3月6日第3節 ○1-0
7月2日第19節 ○2-1
2019年は柏がJ2でしたので対戦はありませんでした。
ここ12試合は7勝1分4敗となっています。
昨季もダブルを達成と相性の良さを感じます。
このままレイソル戦3連勝を狙いたいところです。
この試合では前節は出場停止であったディエゴ・ピトゥカが帰ってきます。
リーグ戦ではこれまで起用されるメンバーが固定されていました。
現在岩政監督が考えるベストメンバーが3試合ぶりに組める状況です。
おそらく第4節のアビスパ福岡戦のスタメンがファーストチョイスになるでしょう。
ただルヴァン杯アビスパ戦ではリーグ戦で出場機会の少ない選手がアピールに成功しました。
広瀬陸斗は右サイドから幾度となくいいクロスを上げ攻撃の起点となります。
関川郁万はCBとして守備の安定感はもちろんのことで効果的な縦パスを何本も通していました。
これは昌子源や植田直通にはないストロングポイントです。
大卒ルーキーの師岡柊生はサイドからドリブルで仕掛け相手DFの脅威となり続けました。
そして荒木遼太郎です。
ゴール前の狭いスペースでもテクニックを存分に見せつけ、決勝点も持ち味を発揮した素晴らしいものでした。
やはり荒木はトップ下でこそ輝く選手であることを証明しています。
今季主に採用している4−3−3ではこのポジションがありません。
今後荒木の起用法に注目したいです。
このレイソル戦を終えれば次節は首位のヴィッセル神戸戦が控えています。
きっちり勝利し勢いをつけてヴィッセル戦に臨めるようにしたいです。
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