1月17日より鹿島アントラーズの宮崎キャンプが始まりました。
初日はパートナー企業の表敬訪問と移動になっており、翌日の1月18日からトレーニングが始まっています。
ここでチームの基礎を固めて1年間戦い抜くことになります。
集中して充実したいいキャンプにしてほしいです。
そして今年もトップチームのキャンプに3人のユース選手の参加が発表されています。
小倉幸成(MF・高校2年生)、馬目隼乃介(FW・高校2年生)、そして徳田誉(FW・高校1年生)です。
馬目は1月22日まで参加し、入れ替わりで1月22日から徳田が参加するようです。
昨年のキャンプには下田栄祐が参加していました。
その下田は今季のトップ昇格を掴んでいます。(今季よりいわきFCへ2年間の育成型期限付き移籍)
小倉、馬目の2人はトップ昇格できるか運命の分かれ道となる1年が始まります。
自分の力でプロ選手になるという未来を切り開いてほしいです。
その中で注目は徳田誉です。
徳田は昨年中学3年生の時点ですでに宮崎キャンプに参加しています。
2007年2月18日生まれの15歳ですが大人顔負けの体格です。
中学3年生で183cm、77kgと体は完成されつつありましたが、まだ成長しているようです。
現在のプロフィールは185cm、82kgとなっています。
鹿島アントラーズつくばジュニアユースからユースへと順調にステップアップしてきました。
プレースタイルは上田綺世に似たものがあるそうです。
そして現在のユースの監督は柳沢敦です。
鹿島のOBであり日本代表でも活躍した名ストライカーでした。
その柳沢の指導を受けこの世代を代表するFWになりつつあります。
2021年はU-15日本代表候補、2022年もU-16日本代表候補でした。
しかし昨年ついにU-16日本代表になります。
10月1日〜10月9日にヨルダンで行われたAFC U17アジアカップ 2023予選に参加します。
日本はフィリピン、トルクメニスタン、シリア、ヨルダンという難敵が揃ったグループでしたが4戦全勝という結果を残しました。
そこで徳田は全4試合に出場し6得点を挙げています。
特に第3節トルクメニスタン戦では4得点と大暴れでした。
次は5月にバーレーンで開催予定のAFC U17アジアカップバーレーン 2023があるので選ばれてほしいです。
ここで上位に入ればFIFA U-17ワールドカップの出場権を確保できます。
若いうちから世界大会を経験できる選手は多くいないので出場し多くのことを吸収してもらいたいと思います。
徳田は日本人にはなかなかいない体格であり鹿島だけに留まらず、日本を代表するFWになれる逸材です。
鹿島ユースの最高傑作にしてもらいたいですね。
2年後のトップ昇格まで目が離せません。
まずは現時点でプロ相手にどこまで通用するのかキャンプで体感してほしいです。
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