松木玖生はJリーグを経由せずにフランスへ

Jリーグ

6月17日に青森山田高校3年生の松木玖生がフランス1部ストラスブールに加入する可能性が高いことが報じられました。

既にストラスブールはオファーを出しているとのことです。

今年の高校サッカー界の目玉でありますがJリーグを経由せずに海外に行くことになりそうです。

松木は1月にもフランス、リヨンのU-19の入団テストを受けており海外志向の強いことで知られていました。

名門青森山田でも1年生時から試合に出場しており自信は相当あるのでしょう。

私は昨年の第99回高校サッカー選手権でじっくり見ましたが当時2年生とは思えない冷静さとそれに見合ったテクニックがありました。

また攻撃センスは抜群ですがしっかり守備も怠らずチームのバランスを取れる選手です。

元々ボランチでしたが最近は前目の攻撃的なポジションに移っています。

既に178㎝、73㎏と体格は出来上がっていますのでJリーグならすぐに試合に絡めるでしょう。

松木は左利きですが、青森山田のOBである柴崎岳とタイプは似ています。

そのため個人的には鹿島に入団してもらいたいと思っていました。

鹿島からは多くの若手が海外に飛び立っていますので数年やってからでも遅くはないですね。

しかし本人は一刻も早く海外に行きたいようです。

ストラスブールには日本代表のGK川島永嗣が所属しています。

同じ日本人の先輩がいることはかなり大きいかもしれません。

しかしこれまで高校生が卒業後にJリーグを経由しないで海を渡り日本代表のレギュラーになってバリバリ活躍できたと言った例は一つもありません。

そのためいきなり海外に行くことがいいのか難しいところです。

過去にこのケースで話題となった選手を2人紹介します。

1人目は昨年まで鹿島アントラーズ所属で今年から横浜FCに移籍した伊藤翔です。

中京大学付属中京高校時代から注目の選手でした。

そして高校3年生時にイングランドのアーセナルにテストを受けに行きます。

そこでベンゲル監督に認められ和製アンリとして有名になりました。

結果的にフランス2部リーグのグルノーブル・フット38に加入しました。

高校サッカーの目玉選手がJリーグに入団せずに高校から直接海外クラブに入団した初めてのケースとして大きなニュースになりました。

しかしグルノーブルでは4年間でリーグ戦5試合0得点(2部4試合、1部1試合)と全く結果を出せずに日本に帰国し清水エスパルスに加入します。

これまでJリーグではまずまずの結果は出していますが1度も日本代表に選ばれたことはありません。

2人目は宮市亮です。

現在はドイツ2部のFCザンクトパウリに所属しているドリブラーです。

中京大学付属中京高校2年生時からドイツのケルンに練習参加し3年時にはイングランドのアーセナルとオランダのアヤックスにも練習参加します。

そして伊藤に続きベンゲル監督に高く評価され5年契約でアーセナルに入団します。

しかしイングランドで外国人がプロサッカー選手としてプレイするにはイギリスの就労ビザを取得しなければなりません。

かなり厳格な基準があり高校生である宮市に就労ビザは降りなかったためオランダのフェイエノールトに期限付き移籍をします。

フェイエノールト時代の半年こそ良かったもののその後は怪我ばかりでほとんど試合に出場できません。

ザンクトパウリが6クラブ目ですが2部でも目立った活躍ができていないのが現状です。

また日本代表も19歳の時に親善試合で途中出場した2試合のみです。

宮市は高校時代に鹿島が正式オファーを出していましたが断られています。

もしあの時鹿島に入団していたら宮市のサッカー人生も大きく変わっていたでしょう。

今季でザンクトパウリを退団することになりドイツ国内の2部と3部のクラブから、そしてJリーグからも打診を受けているようです。

ついに日本で宮市が見られるかもしれません。

上記2人は高校サッカー界で当時スーパースターでありどのJクラブも欲しい逸材でした。

おそらく数年後には日本代表のエース格になると期待していたサポーターも少なくなかったはずです。

何をもってサッカー選手の成功と見るのかは本人次第なので周りがとやかく言うことではないかもしれません。

しかし高校時代のプレーを見るともっと羽ばたいてほしかったと思ってしまいます。

松木も2人に負けないほどのポテンシャルの持ち主であることは間違いありません。

本人がどのような結論を出すか楽しみです。

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