3月18日は第5節横浜F・マリノス戦が日産スタジアムで行われました。
結果は1−2で敗戦です。
前半戦最大の山場である大一番で勝利することはできませんでした。
まずは試合を振り返っていきたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF55 植田直通
DF3 昌子源
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF8 土居聖真
MF21 ディエゴピトゥカ
FW15 藤井智也
FW13 知念慶
FW40 鈴木優磨
佐野海舟が出場停止であったため、フォーメーションを4-2-1-3に変更です。
土居をトップ下に配置し攻撃を託します。
両チームともに攻守の切り替えが早くスリリングな立ち上がりとなりました。
まずは5分に右サイドを崩すと樋口の折り返しに常本がダイレクトで狙います。
フリーでしたが力が入ってしまいうまくシュートが打ち切れません。
さらに14分には左サイドから安西がいいクロスを上げます。
中で待っていた知念が完璧に頭で合わせますがGK正面でネットは揺らせません。
いい時間帯に得点が欲しかったです。
その後はマリノスにボールを支配される展開になり、鹿島は攻撃の糸口すら見つけられない時間帯が続きます。
前半の終盤にマリノスにチャンスはありましたが決定機と呼べるものではなく後半勝負となります。
後半は開始早々の47分にピンチを迎えます。
中央で縦を突破されると左にいたエウベルに決定的なシュートを打たれました。
しかしこれは昌子が左足でブロックしゴールは許しません。
これで勢いが出始めたところで失点をしてしまいます。
56分に左サイドを西村拓真、エウベルに繋がれると中央の空いたスペースにパスを出します。
最後は松原健に強烈な低い弾道のミドルシュートを放たれネットを揺らされてしまいます。
確かに中央は空いており松原はフリーでしたが、決めた選手を褒めるしかないスーパーゴールでした。
失点直後の58分に土居、藤井から荒木遼太郎、松村優太に2枚替えをします。
同点を狙いにいった矢先に不運な追加点を献上してしまいました。
62分に右サイドから喜田拓也がクロスを上げます。
何でもないようなボールでしたが常本のクリアボールがまさかのオウンゴールとなってしまいました。
もう攻めるしかなくなり64分に樋口、知念から中村亮太朗、アルトゥール カイキを投入です。
すると68分に松村のスピードが活きます。
右サイドで仕掛けると深い位置からクロスを上げます。
最後は中に走り込んできた鈴木が押し込んですぐさま1点を返しました。
これで反撃ムードは高まるもののうまくマリノスに守りに入られてしまいます。
87分に常本から染野唯月に交代し前線を厚くするもチャンスは作れません。
96分、97分にはイライラが募ったピトゥカが連続でイエローカードをもらい退場処分となります。
この退場で勝負は決まってしまいました。
このまま1−2で敗戦となります。
昨年から続く優勝を争うライバルとの一戦でまたしても負けてしまいました。
確かにスーパーゴールとオウンゴールという不運もあったとは思います。
しかし運だけでは片づけられないチーム力の差があったことも事実です。
3月とは思えない気温8.6℃の雨という悪条件の中でも最後までサポーターの応援は鳴り響いていました。
この期待に応える強いチームになってほしいです。
リーグ戦は1週空いて、次はアウェイでルヴァン杯GSのアルビレックス新潟戦です。
この試合でリーグ戦で出場機会を掴むような若手の躍動を期待しています。
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