1月20日に2023シーズンのJリーグの日程とともに鹿島アントラーズの観戦ルールが発表されました。
原則、毎ホームゲームを声出し応援対象試合として開催する予定とのことです。
これでサポーターは全力で選手を後押しすることができます。
鹿島はコロナ禍になりホームで無観客試合を3試合行いました。
2020年7月8日第3節北海道コンサドーレ札幌戦(●0−2)、2021年9月5日ルヴァンカップ準々決勝第2戦名古屋グランパス戦(●0−2)、2021年9月11日第28節アビスパ福岡戦(●0−3)の3試合です。
3連敗で1点も取ることができず7失点という結果でした。
また昨季は5試合の公式戦で声出し応援を実施しています。
結果は2勝2分1敗です。
ここからも有観客で声援があることは選手の力になっていることがわかります。
12番目の選手として相手チームに威圧感を与えたいです。
またJリーグの感染症対応ガイドラインでは声出し応援エリアは入場可能数の50%を上限、声出し応援エリア以外の観戦エリアは入場可能数の100%となっています。
南スタンド下層、上層と北スタンドの下層が声出し応援エリアとなり前後左右1席空け(市松模様)でした。
この状況だと全体的に空席が目立ってしまうのが残念で仕方ありません。
そして1月26日に政府がイベントの収容規制を解除する方向で調整していると報じられています。
これは嬉しいニュースですね。
会場でのマスク着用は引き続き求められるようですが、スタジアムの熱気が増しそうです。
現在のカシマサッカースタジアムの最大収容人員は40,728人です。
スタジアム改修後や3連覇時、2016年以降はリーグ戦平均観客数は2万人前後です。
それ以外は1万5〜6千人でした。
ここ3年はコロナ禍で観客数が制限されていたこともあり寂しい観客数が続いていました。
これまではだいたい3万人くらい入れば大入りとされています。
その観客数が多い試合での結果はどうだったのでしょうか。
2010年〜2019年で3万人近い観客数の試合結果を調べてみました。
2010年
3月6日第1節浦和レッズ 35,251人(○2-0)
5月1日第9節ガンバ大阪 32,855人(○2-1)
7月17日第13節川崎フロンターレ 26,607人(○2-1)
11月7日第29節名古屋グランパス 27,969人(○1-0)
2011年
9月24日第27節浦和レッズ 25,061人(△0-0)
※東日本大震災があり観客数が落ち込んだためこの試合が最多観客数
2012年
4月7日第5節浦和レッズ 23,507人(●1-3)
※東日本大震災があり観客数が落ち込んだためこの試合が最多観客数
2013年
10月19日第29節浦和レッズ 32,305人(●1-2)
2014年
3月23日第4節セレッソ大阪 32,099人(●0-2)
10月26日第30節浦和レッズ 26,566人(△1-1)
2015年
9月26日2nd第12節浦和レッズ 29,030人(●1-2)
2016年
6月25日1st第17節アビスパ福岡 31,636人(○2-0)
7月23日2nd第5節浦和レッズ 30,249人(●1-2)
2017年
2月25日第1節FC東京 28,240人(●0-1)
9月23日第27節ガンバ大阪 28,565人(○2-1)
11月26日第32節浦和レッズ 33,356人(○1-0)
11月26日第33節柏レイソル 36,080人(△0-0)
2018年
5月5日第13節浦和レッズ 33,647人(○1-0)
10月7日第29節川崎フロンターレ 31,798人(△0-0)
11月3日ACL決勝第1戦ペルセポリスFC 35,022人(○2-0)
2019年
8月10日第22節横浜F・マリノス 29,790人(○2-1)
9月14日第26節FC東京 27,285人(○2-0)
11月30日第33節ヴィッセル神戸 34,312人(●1-3)
2020年、2021年は大入りの試合は1試合もありませんでした。
また2022年はコロナ禍ではあるものの2試合が大入りとなっています。
2022年
2月26日第2節川崎フロンターレ 27,234人(●0-2)
5月3日第11節ジュビロ磐田 26,493人(○3-1)
昨季はホーム開幕戦でいきなり王者川崎と対戦します。
開始2分で知念慶に決められ出鼻を挫かれました。
その知念が今季からチームメイトになり心強い限りです。
またゴールデンウィークに行われた磐田戦では上田綺世のスーパーゴールで勝利しています。
ワールドクラスのプレーに多くのサポーターが酔いしれました。
大入りの試合はイマイチな結果になるイメージがあったかもしれません。
しかしこうして見るときっちり勝利している試合も多くあります。
どうしても大一番になるため悪い結果の方が記憶に残ってしまうのかもしれません。
選手もプロとして大観衆の中でプレーできることは喜ばしいことでしょう。
サポーターもその中で躍動する選手を見たいものです。
早くコロナが収束し、超満員のカシマサッカースタジアムでマスク無く声出し応援したいですね。
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