鹿島アントラーズが2023年補強したいFWリスト

鹿島アントラーズ

2022年7月以降、鹿島アントラーズが失速した原因の1つとして上田綺世のベルギーリーグ、セルクル・ブルージュへの移籍が挙げられます。

今季は移籍するまでリーグ戦18試合(1464分)に出場し10得点でした。

これはリーグトップの成績です。

90分当たりの得点率は0.615とかなり高いものでした。

このままシーズン終了まで鹿島でプレーしていたら19点ほど取る計算になります。

今季のJ1リーグの得点王争いはかなり低レベルです。

各クラブ残すところ2、3試合ですがチアゴ サンタナ(清水エスパルス)の12得点がトップです。

これまでJ1最少得点数で得点王になったのは2019年の仲川輝人とマルコス ジュニオール(ともに横浜F・マリノス)の15得点でした。

おそらく最低得点を更新するでしょう。

上田がいたらほぼ間違いなく得点王になっていたと思われます。

来季はこの穴を極力埋めていかなければリーグ優勝は見えてきません。

そこで鹿島に合いそうなセンターフォワードタイプの選手をJリーグの中でピックアップしてみました。

まずはJ2からです。(成績は10月12日現在)

小川航基(横浜FC)
1997年8月8日(25歳)
J2リーグ戦39試合(3265分出場)24得点
若くから期待されていた選手です。
東京オリンピックのエース候補でしたがなかなかジュビロ磐田で出場機会がなく落選します。
それが今季横浜FCに移籍し才能が開花します。
J2得点ランキングトップを独走中です。
年間を通してコンスタントに得点できバリエーションがあります。
今最もJクラブが欲しい日本人FWです。
横浜FCは来季J1が濃厚なため残留も考えられます。
年齢的にもこれからで移籍するならオファーしたいです。

佐藤凌我(東京ヴェルディ)
1999年2月20日(23歳)
J2リーグ戦38試合(2322分出場)12得点
大卒2年目ですが完成度の高いFWです。
過去2年間J2では実績を残しています。
常に相手DFラインの裏を狙い続けて一瞬の隙を突くタイプです。
プレースタイルは上田に似ていると言えます。
今夏も鹿島が狙っているのではないかと噂になりました。
東福岡高校時代は小田逸稀と同期、明治大学時代は常本佳吾と早川友基と同期と鹿島にも馴染めそうです。
夏場以降得点数が落ちベンチ要員になっているのが気にはなります。
それでもまだ伸びしろがあり面白そうな選手です。

次にJ1です。

下位クラブにいいFWが揃っています。

所属クラブのJ2降格があれば獲得できるかもしれません。

チアゴ サンタナ(清水エスパルス)
1993年2月4日(29歳)
J1リーグ戦24試合(1863分出場)12得点
2021年にポルトガルのサンタ・クララより清水に加入します。
そしてリーグ戦は2年連続二桁得点で今季は得点ランキングトップです。
強さと柔らかさを持ち合わせた左利きのストライカーです。
ヘディングもうまくどこからでも得点できます。
Jリーグでの実績があるため外れることはありません。
かつて清水からマルキーニョスを獲得し鹿島の歴史に名を残すFWとなりました。
その再来になる可能性は十分です。

町野修斗(湘南ベルマーレ)
1999年9月30日(23歳)
J1リーグ戦28試合(1628分出場)10得点
J3の ギラヴァンツ北九州から着実にステップアップしてきました。
これまで世代別の代表にもなっておらずノーマークだった選手です。
それが今季ブレイクします。
前線で体を張ってタメを作れる数少ない選手です。
得点以外にも攻撃面で大きな期待ができます。
日本代表にも選出されカタールW杯の最終候補に残っています。
もし湘南がJ2に降格したら争奪戦が予想されます。
年齢的にも若いため海外に行ってしまうかもしれません。

山岸祐也(アビスパ福岡)
1993年8月29日(29歳)
J1リーグ戦32試合(2443分出場)9得点
流通経済大学を卒業後、7年間J2クラブを渡り歩きます。
各クラブでレギュラーになるも目立った活躍はありませんでした。
そして2021年に福岡のJ1昇格とともに上がってきます。
派手さはありませんが献身的なプレーヤーです。
今夏にはガンバ大阪がオファーをするも残留しています。
今季のルヴァン杯プレーオフステージでは鹿島相手に2試合連続ゴールで福岡の勝ち上がりの立役者になります。
根拠はありませんが案外こういった選手を鹿島は獲得してくるかもしれません。

上記5名の内の誰かを獲得できたらいいですね。

他にはレンタル移籍中の垣田裕暉(サガン鳥栖)、 染野唯月(東京ヴェルディ)の2人がいます。

鹿島はあまりレンタルバックをしないクラブです。

彼らは戻ってくるのでしょうか。

垣田はすでに6年間をレンタル移籍しています。

戻すなら来季でしょう。

2人の動向も気にしながら他のFWも注視していきたいです。

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