鹿島アントラーズは神奈川アウェイに弱いのか

鹿島アントラーズ

2023年も3月に入りました。

ここからリーグ戦に加え、ルヴァン杯も始まってきます。

いよいよ本格的なシーズンの到来です。

鹿島アントラーズの3月初戦は4日に横浜FCとのリーグ戦第3節が行われます。

前節の川崎フロンターレ戦では悔しい逆転負けを喫しました。

ただリーグ戦は始まったばかりです。

このショックを引きずらず気持ちを切り替えて試合に臨みたいです。

その仕切り直しの一戦の舞台はニッパツ三ツ沢球技場になります。

球技専用スタジアムであり1964年東京オリンピックのサッカー競技の会場ともなっています。

間近で選手の迫力あるプレーが見られるのも特徴です。

ただ鹿島はニッパツでの相性が良くありません。

これまで公式戦を15試合行い5勝4分6敗の勝率33.3%です。

10試合以上公式戦を行っているスタジアムでは等々力陸上競技場(6勝6分23敗、勝率17.1%)、NACK5スタジアム大宮(4勝4分5敗、勝率30.8%)に次ぐワースト3となっています。

鹿島にとって鬼門となるスタジアムの1つです。

さらに鹿島は神奈川県のクラブとのアウェイの試合結果が悪いと言われることが少なくありません。

実際にはどうなのでしょうか。

現在J1に所属している4クラブとの直近5年間のリーグ戦の成績を調べてみました。

川崎フロンターレ(等々力陸上競技場)
2018年4月21日第9節 ●1-4
2019年3月1日第2節 △1-1
2020年7月4日第2節 ●1-2
2021年5月30日第17節 ●1-2
2022年8月27日第27節 ●1-2

横浜F・マリノス(日産スタジアム)
2018年4月28日第11節 ●0-3
2019年4月28日第9節 ●1-2
2020年11月3日第31節 ○3-2
2021年8月28日第27節 ○2-0
2022年7月30日第23節 ●0-2

横浜FC(ニッパツ三ツ沢球技場)
2020年8月19日第11節 ●0-1
2021年5月1日第12節 ○3-0

湘南ベルマーレ(レモンガススタジアム平塚)
2018年4月7日第6節 ●1-2
2019年8月3日第21節 ●2-3
2020年7月22日第6節 ●0-1
2021年8月9日第23節 ○2-1
2022年8月21日第26節 △1-1

ここ5年間で神奈川県のアウェイ戦は4勝2分11敗です。

勝率は23.5%と驚くほど低いものでした。

サポーターの方々の印象通りの結果と言えます。

川崎には通算で負け越しているため成績が悪いのはわかりますが、マリノス、湘南にも負け越しています。

上田綺世がマリノスキラーであり2試合でゴールを決め勝利に貢献してくれましたが、それがなければもっと結果は悪かったでしょう。

今季リーグ優勝を狙う上でこの神奈川アウェイ4試合が鍵となりそうです。

その試合日程は以下の通りとなっています。

3月4日第3節 横浜FC(ニッパツ三ツ沢球技場)

3月18日第5節 横浜F・マリノス(日産スタジアム)

9月2日or9月3日第26節 湘南ベルマーレ(レモンガススタジアム平塚)

11月24日or11月25日第33節 川崎フロンターレ(等々力陸上競技場)

横浜FC、マリノスとのアウェイは序盤戦に固まっています。

そして残り2試合は後半戦のため日程が未定です。

川崎には第2節のホーム戦で早くも敗れています。

先日リーグ優勝をするには上位陣に勝ち越すことという記事を上げました。

鹿島アントラーズがリーグ優勝を狙う上で大事なことは上位陣に勝ち越すこと
2023年のJリーグが開幕しました。 今年はJリーグ30周年のメモリアルイヤーです。 鹿島アントラーズはアウェイでの開幕戦で京都サンガF.C.相手に2−0の勝利を挙げることができました。 開幕前は不安の声も少なくありません...

そのため等々力競技場での川崎戦は何が何でも勝たなければなりません。

しかも第33節であり優勝が懸かった大一番となる可能性があります。

どうにかその状況に持っていけるようにしたいですね。

そのためにもまずはニッパツで横浜FCに勝利し神奈川での苦手意識を払拭したいです。

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