ついに昌子源の鹿島アントラーズ復帰なるか

鹿島アントラーズ

いよいよ鹿島アントラーズがガンバ大阪所属の昌子源獲得に向けて動き出したようです。

7月20日にクラブ間で水面下の交渉が行われている旨を日刊スポーツが報じています。

これまでもサポーターの中で人気が高く、復帰の声も多くあった選手です。

しかも現在層が薄く不安視されているCBの選手であります。

6年ぶりのリーグ優勝に向けて絶対に獲得してほしいです。

正式発表までどうなるかわかりませんが実現してもらいたいですね。

その昌子ですが1992年12月11日生まれの29歳です。

プラチナ世代であり最も旬な年齢になっています。

兵庫県神戸市出身で小学生時代にサッカーを始めました。

当時のポジションはFWでした。

そして中学生になるとガンバ大阪ジュニアユースに入団します。

同期も宇佐美貴史や大森晃太郎など後のJリーガーもいました。

ただここではあまり活躍できずに米子北高校に進学します。

昌子の父親が兵庫県サッカー協会の技術委員長であったためその繋がりがあったようです。

そして高校1年生の夏に昌子の運命が変わります。

高校にはFWで入学も出場機会はあまりありませんでした。

しかし練習試合で味方DFが怪我をしたため急遽DFで出場すると相手を封じ込める活躍をします。

ここからCBとして才能を開花させることになりました。

高校3年に上がる頃にはU-19日本代表候補にまでなりこの世代の注目選手の一人になります。

さらに第89回高校サッカー選手権にも出場しています。

卒業後の2011年に鹿島アントラーズに入団します。

同期は柴崎岳、土居聖真、梅鉢貴秀と4人いました。

すぐに試合に出始めた柴崎と違い昌子は少しずつ着実に成長していきます。

4年目の2014年にリーグ戦全試合出場を果たしレギュラーを掴み取ります。

そして翌年の2015年から鹿島のCBの伝統である背番号3を背負うことになりました。

さらに持ち前のカバーリングに加え、高いリーダーシップで欠かせない選手になります。

日本代表にも招集されるようにJ屈指のCBとなりました。

2018年のロシアW杯にもメンバー入りし国内組で唯一のレギュラーでした。

鹿島ではナビスコ杯(2011年、2012年、2015年)、Jリーグ(2016年)、天皇杯(2016年)、ACL(2018年)と6冠を獲得します。

そしてACL優勝を置き土産に2018年のオフに移籍金300万ユーロ(約3億8000万円)の3年半契約でフランスのトゥールーズFCに旅立っていきました。

この時サポーターはいつか鹿島に帰って来てくれることを夢見ていました。

それが思いの外早くにJリーグに復帰することになります。

監督交代や怪我の治療法で齟齬があったとしてたった1年で日本に帰ってくることになったのです。

鹿島の2020年シーズンの補強は進んでいました。

その昌子の話があった直前に川崎フロンターレから奈良竜樹を獲得していました。

さらに背番号3を与えていたのです。

流石に同ポジションの選手を2人も獲得する資金的余裕はなく、鹿島は獲得を断念します。

そしてガンバ大阪が200万ユーロの5年契約をしたと言われています。

しかしガンバ移籍後の昌子はフィットしているとは言い難いです。

今季も怪我以外でメンバー外になる試合も少なくありません。

片野坂知宏監督ともうまくいっていないように見受けられます。

ただいくら本人の希望や鹿島が欲しいと言ってもそれなりの金額を支払わなければなりません。

昌子の最新の市場価値は120万ユーロ(約1億7000万円)です。

おそらくこのくらいの金額はかかってしまうでしょう。

奇しくも上田綺世のベルギー1部サークル・ブルージュへの移籍金が120万ユーロと言われています。

果たして上田の移籍金を全て使うことはあるのでしょうか。

ただ鹿島の守備陣は不安定でCBは補強のポイントです。

しかも指示の出せるカバーリングタイプがいないだけに喉から手が出るほど欲しい逸材です。

さらにそれが昌子ならばシーズン途中の加入でもフィットまでに時間はかからないでしょう。

土居聖真も今季はキャプテンとしてだいぶ苦悩していますが相談役にもなれます。

そして背番号3番も空いています。

これほど獲得の条件が揃うことはないほど今欲しい選手に合致しています。

必ず獲得して欲しいです。

鹿島がリーグ優勝するためのラストピースだと思います。

チームに与える影響を考えても彼しかいません。

1日も早く公式発表されることを願っています。

鹿島アントラーズの歴代最強CBコンビを探る
これまで鹿島アントラーズはJリーグ最多の20個のタイトルを獲得しています。 2位のガンバ大阪で9冠なので独走していると言えます。 ただ2018年のACL獲得以降は無冠のシーズンが続いているので今季こそはタイトルを獲りたいです。 ...

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