アントラーズのゴールキーパーは長らく曽ヶ端が守っていました。
そんな曽ヶ端も今年で41歳。
2017年にクォン・スンテが加入しレギュラーとなりましたがそんな彼も36歳。
ゴールキーパーは経験が重要なため年齢はフィールドプレイヤーよりも高めです。
それでも2人とも近年少しずつ衰えが見始めていました。
新しい風が欲しかったものの今まで曽ヶ端、スンテの壁が高すぎてほとんどの選手が鹿島でデビューすらできていませんでした。
これまでどれだけのGKがリーグ戦に出場してきたのか調べてみました。(1993年〜2019年)
- 曽ヶ端準 533試合
- 古川昌明 125試合
- 高桑大二朗 89試合
- 佐藤洋平 76試合
- クォン・スンテ 69試合
- 小澤英明 22試合
- 佐藤昭大 10試合
- 千葉修 3試合
なんと27年間でたった8人しか出場していなかったのです。
これは他のチームと比べてもかなり少ないのでしょうか。
曽ヶ端が500試合越えで他を突出しています。
533試合出場はJリーグの中で歴代6位の大記録です。
そんな鹿島アントラーズの2020シーズン。
新たな2人の若者が牙城を崩しました。(13試合終了時)
- クォン・スンテ 7試合
- 曽ヶ端準 1試合
- 沖悠哉 3試合
- 山田大樹 2試合
なんと登録GK4人全員がリーグ戦に出場しています。
これはアントラーズ史上初です。
他チームでもなかなかないことですね。
沖は高卒3年目の21歳。
山田に至っては高卒ルーキーで18歳です。
曽ヶ端でさえデビューは2年目1999年5月8日第12節アビスパ福岡戦でした。
山田はアントラーズ史上初の高卒ルーキーでのリーグ戦出場となっています。
9節以降は沖と山田の一騎討ち状態です。
果たしてどちらがレギュラーになるのでしょうか。
今は2年年上の沖に多少軍配が上がっています。
しかし山田は190cmあり日本人にはそうはいない高さがあります。
今まで無風のポジションだったためこれからどうなるか非常に楽しみです。
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