今年のゴールデンウィークは4月29日から5月7日までとなっています。
5月1日、2日の平日を休みにして9連休とされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ連休終盤は全国的に雨が強まる可能性があり気をつけて生活したいです。
その中でこのGW期間中は約1週間で3試合のリーグ戦が組み込まれています。
過密日程ではありますが過ごしやすい気候であり選手もいいコンディションで戦えそうです。
選手もサポーターも熱くなるような好ゲームを多く見たいですね。
そして各クラブこの3連戦は非常に重要なものになっています。
近年Jリーグは混戦化が叫ばれています。
2020年、2021年の2年間は川崎フロンターレが早々と独走し優勝を決めてしまっていました。
しかしそれ以外はリーグ優勝の目安となる1試合平均勝ち点2となっています。
今季もここまで10試合を消化し首位のヴィッセル神戸は勝ち点22です。
以下サンフレッチェ広島(勝ち点20)、名古屋グランパス(勝ち点19)と続きます。
ほぼデータ通りに推移しているため勝ち点70ほどが優勝ラインになりそうです。
ただ1位のヴィッセル神戸から15位のサガン鳥栖(勝ち点11)までは綺麗に勝ち点が1、2ずつ離れています。
つまり1試合の結果で順位が大きく入れ替わってきます。
まだリーグ戦も1/3が終わるところであり連勝ができれば順位を上げることは可能です。
そのため日程が詰まっているGWは勝負所となっています。
鹿島アントラーズは第9節のアルビレックス新潟戦で6試合ぶりの勝利を挙げることができました。
2トップを採用し鈴木優磨の最適解を見つけ出します。
そして勢いをつけてGWに突入します。
GWの初日となった第10節ガンバ大阪戦では4−0と大勝です。
結果が出たことで全ての歯車がうまく回り始めました。
鹿島は例年GWを得意としている印象があります。
実際にはどうなのか調べてみました。
2013年 勝ち点7(2勝1分)
第8節アルビレックス新潟 ○3−2
第9節横浜F・マリノス △1−1
第10節湘南ベルマーレ ○1−0
2014年 勝ち点3(1勝2敗)
第10節清水エスパルス ○2−1
第11節柏レイソル ●0−1
第12節名古屋グランパス ●1−2
2015年 勝ち点3(1勝1敗)
1st第8節ベガルタ仙台 ○2−1
1st第9節ヴァンフォーレ甲府 ●0−1
2016年 勝ち点5(1勝2分)
1st第9節大宮アルディージャ △0−0
1st第10節アルビレックス新潟 ○2−1
1st第11節ジュビロ磐田 △1−1
2017年 勝ち点6(2勝)
第9節サガン鳥栖 ○2−1
第10節浦和レッズ ○1−0
2018年 勝ち点6(2勝1敗)
第11節横浜F・マリノス ●0−3
第12節V・ファーレン長崎 ○2−1
第13節浦和レッズ ○1−0
2019年 勝ち点3(1勝1敗)
第9節横浜F・マリノス ●1−2
第10節清水エスパルス ○3−0
2020年 なし
2021年 勝ち点6(2勝)
第12節横浜FC ○3−0
第13節FC東京 ○3−0
2022年 勝ち点6(2勝1敗)
第10節セレッソ大阪 ○3−0
第11節ジュビロ磐田 ○3−1
第12節サンフレッチェ広島 ●0−3
ここ10年間では23試合を行い14勝3分6敗の勝率60.9%です。
やはりGWのリーグ戦は高い勝率を誇っています。
現在鹿島は勝ち点13で9位となっています。
鹿島のGWの残り2試合の対戦相手は北海道コンサドーレ札幌、セレッソ大阪です。
札幌は鹿島と同じ勝ち点13で10位、セレッソは勝ち点14で8位です。
ちょうど一つ上のクラブと一つ下のクラブとなっています。
ここで勝ってまずは2クラブより上にいきたいです。
そしてGW明けには名古屋グランパス、FC東京と優勝争いをしているクラブとの連戦が控えています。
本当に気を抜く暇がありません。
まだ上位とは勝ち点差があるとは言えこの辺りまで連勝できればかなりのプレッシャーをかけることができます。
なかなか6連勝は難しいかもしれませんがそれくらいがないと優勝には手が届かないでしょう。
鹿島はこれまで何度も奇跡を起こしてきたクラブです。
Jリーグ30周年のメモリアルイヤーにJリーグ史に残るタイトル獲得を達成してもらいたいと思います。
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