2021年9月1日はルヴァンカップ準々決勝第1戦名古屋グランパス戦が豊田スタジアムで行われました。
結果は0−2で敗戦です。
公式戦アウェイ5連戦の最後の試合でしたが勝利で飾ることはできませんでした。
早い時間に先制点を決められてしまったことで名古屋のプラン通りになってしまいました。
ルヴァン杯の準々決勝はホーム&アウェイの2戦合計スコアで勝負が決まります。
そのため180分の試合と考えれば前半の90分が終わったのみです。
これで終わったわけではないので気持ちを切り替えて中3日の第2戦に備えたいです。
まずは試合を振り返っていきます。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK31 沖悠哉
DF32 常本佳吾
DF39 犬飼智也
DF28 町田浩樹
DF2 安西幸輝
MF20 三竿健斗
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF25 遠藤康
MF17 アルトゥール カイキ
FW8 土居聖真
FW18 上田綺世
直近のリーグ第27節横浜F・マリノス戦から3人しかスタメンを変更しませんでした。
相馬監督の考えでは第1戦でアドバンテージを得た状態で第2戦に望みたかったのでしょう。
前節が非常に激しい消耗戦でしたのでもう少しメンバーを入れ替えてもよかったかもしれません。
序盤はお互い激しい攻防が続き時間が過ぎていきます。
そしてセットプレーから先制点を奪われてしまいました。
13分にマテウスが低い弾道のFKをゴール前に蹴り込みます。
ファーサイドからキム ミンテが折り返し柿谷曜一朗が頭で押し込みました。
これで名古屋の勢いが増し、押し気味に試合を進めますが得点を許しません。
すると30分くらいから鹿島も盛り返します。
決定的なチャンスと言えるものはありませんがシュートも増えていきます。
そして45分にはゴール前で横パスを受けたピトゥカが左足で狙いすましたシュートを打ちますがわずか枠の左に外れてしまいました。
前半はこのまま0−1で折り返します。
後半も鹿島は同点を目指し攻めていきます。
しかし逆に追加点を入れられてしまいました。
53分にDFラインからのロングボールに成瀬竣平が背後に抜け出します。
その折り返しを稲垣祥がシュートし常本に当たってゴールに決まってしまいます。
バウンドが変わってしまったことで沖が触れず不運な得点を決められてしまいました。
ここでようやく57分にカイキ、遠藤に代えて荒木遼太郎、和泉竜司を投入します。
その荒木が入ったことで鹿島の攻撃が活性化します。
61分に代わったばかりの荒木が絶妙なターンからのシュートはポストに当たります。
しかし得点を感じさせてくれました。
飲水タイム明けの69分に安西、上田に代えて永戸勝也、 エヴェラウドと連続2枚替えをします。
76分には常本の右からのクロスに和泉が頭で落とします。
これを荒木がボレーで狙いますがミートせず枠に飛ばせません。
最後は81分にピトゥカに代えてレオ シルバです。
そして92分には左サイドからレオ シルバの横パスに荒木が強烈なシュートもサイドネットです。
このまま得点はなく0−2で完封負けとなりました。
何とかしてアウェイゴールを奪いたかったのですが最後まで名古屋の守備網を崩すことができませんでした。
それにしても荒木1人しか攻撃でアクセントを付けられる選手がいないことはどうにかしたいところです。
これで第2戦に2−0で勝利し延長戦で倒すか3点差以上での勝利が勝ち抜けの条件です。
3−1など相手に得点を入れられた2点差勝利ではアウェイゴールの差で敗退です。
確実に名古屋は守備に重心を置いてくるので苦しい条件になりました。
それでなくても名古屋は強固な守備を売りにしており複数得点をするのは至難です。
どうにか第2戦では前半のうちに1点は奪って後半に勝負をかけられるようにしたいです。
せっかく大逆転をかけた試合がホームでできるのに無観客試合になってしまいました。
サポーターはTVの前でしか応援できず非常にもどかしいです。
それでも気持ちはカシマサッカースタジアムに届くと信じて応援しましょう。
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