今年のJリーグも開幕まで1ヵ月を切っています。
鹿島アントラーズは宮崎キャンプが始まっておりチームの熟成期間となりました。
実力あるベテランの選手が多く退団した今オフでした。
しかし幸いにも外国人選手を含めレギュラー組の退団は最小限に抑えることができています。
国内の他クラブからはレギュラー格の選手の獲得にも成功しており、実力通りの力を発揮してくれれば優勝争いはできる戦力は整いました。
毎年この時期は期待で胸がいっぱいです。
その期待を裏切らないようまずはいいスタートを切ってほしいと思います。
昨年の成績を振り返るとリーグ戦は勝ち点69で4位でした。
勝ち点を多く稼いでいるように見えますが昨年は38試合制でした。
内訳は21勝6分け11敗で得点62、失点36の得失点差26となっています。
負け数は多いですが得失点差はかなりの貯金ができていました。
毎年このくらい得失点差があれば勝ち点で並んだとしても順位は上回ることができそうです。
まずはこれまでの鹿島の平均成績を振り返ります。
2005年以降の34試合1ステージ制になってからの17年間の各平均値を出してみました。
(2015年、2016年は2ステージを合算し順位は勝ち点で計算)
昨年は試合数が異なりましたので34試合に直して計算しています。
順位 3.37位
勝ち点 60.20
勝利 17.73
引き分け 7.01
敗戦 9.25
得点 55.62
失点 36.37
上記は平均値であります。
ただ鹿島は2013年以降9年間ほぼ同じような順位、成績を推移しています。
今年はこの状況から抜け出し優勝したいです。
通常優勝するには勝ち点は試合数×2が目安になると言われます。
そのため勝ち点70くらい取れれば優勝ラインに乗ってくることになります。
実際にも1シーズン制になりおおよそ勝ち点70前後で優勝クラブが決定しています。
ただ2020年、2021年と川崎フロンターレが連覇をしていますが大きくこの勝ち点を超えているのが問題です。
2020年が勝ち点83、2021年が勝ち点92(34試合換算では82.32)と通常のラインより3勝ほど上乗せしてきています。
昨年もACLがありながらのこの成績ですので脱帽です。
ただ川崎も主力の高齢化や若手の海外移籍とここ2年の強さがあるとは思えません。
また今年もACLに参戦するため多少は成績は下がるでしょう。
それでも勝ち点75くらいは取る可能性があるのでこの辺りが優勝勝ち点になると予想しています。
鹿島にとっては平均より勝ち点15も上の勝ち点を稼がないといけません。
22、23勝をして負け試合を引き分けに持ち込みたいです。
中位以下のクラブに2勝をしていけば無可能な勝ち点ではないと思います。
また今年は11月5日が最終節となる短期決戦です。
そのため一度不調になると一気に崩れる心配があります。
できるだけ波の少ないチーム作りで着実に勝ち点を稼いでいきたいですね。
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