3月26日はルヴァンカップGS第2節アルビレックス新潟戦がデンカビッグスワンスタジアムで行われます。
鹿島アントラーズは3月8日に行われたGS第1節柏レイソル戦では22分に松村優太のゴールで幸先よく先制します。
その後も追加点こそ奪えませんがうまくゲームをコントロールしていました。
しかし90分にCKから痛恨の失点をしドロー発進となっています。
そのため次の新潟戦では何が何でも勝利が求められる一戦です。
今季のルヴァン杯はレギュレーションが例年と変わっています。
ACLの開催時期が変更になったためGSからJ1全18クラブとJ2の2クラブの合計20クラブが参加しています。
これまではACL出場組はGSは免除されていました。
これらのクラブが4つずつ5つのグループに分かれています。
そしてプライムステージ(決勝トーナメント)進出となる8つの座を争うわけです。
そのためこれまでのようにGSで2位以内を狙うわけにはいきません。
まず各グループの1位となった5クラブがGS突破となります。
その後、2位のうち成績上位の3チームがプライムステージに進出です。
つまり2位では他のグループの結果次第となるため、自力突破は1位を狙うしかありません。
鹿島は初戦で引き分けたため現在勝ち点1です。
1位になるには残り5試合でどれほどの勝ち点を目途にしたらいいのでしょうか。
2018年からGSは現行の4クラブずつによるホームアンドアウェーの2回戦総当たり方式になりました。
そのGSで1位になったクラブの平均勝ち点は以下の通りでした。(2020年のみコロナ禍で1回戦総当たりの各クラブ3試合にだったため除外)
2018年
11.75
2019年
10.75
2021年
11.75
2022年
11.75
やはりGSで1位になるには高い勝ち点が必要となっていました。
3勝2分1敗くらいがボーダーラインになりそうです。
鹿島は残り5試合で3勝はしなくてはならず簡単にはいかなそうです。
今節で対戦する新潟は今季6年ぶりにJ1の舞台に帰ってきました。
苦戦が強いられると思いましたがリーグ戦は2勝2分1敗と上々の滑り出しを見せています。
特に伊藤涼太郎の出来が素晴らしくJリーグでは屈指のゲームメイカーとなりました。
その伊藤を中心にJ2で見せた攻撃的なサッカーをここまではJ1でも披露できています。
ただ今節はカップ戦なのでどこまでターンオーバーをしてくるかわかりません。
それでも侮れない相手なので集中して戦いたいです。
鹿島は松村優太がU-22日本代表に招集されており、染野唯月が右膝内側側副靱帯損傷で離脱中です。
リーグ戦はメンバーが固定されておりここでアピールしたい選手は多くいます。
名古新太郎や舩橋佑、師岡柊生などはリーグ戦に出場できていませんが能力は高いです。
新潟戦で結果を残しリーグ戦にも食い込んでほしいですね。
新潟の地で6年ぶりの試合です。
翌週からはリーグ戦、ルヴァン杯と連戦が続いていきます。
ここで勝って勢いをつけてこれからの戦いを突き進んでいきたいです。
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