エヴェラウドの得点が止まりません。
第24節サンフレッチェ広島戦では1-0の決勝点を挙げ今シーズン13得点としました。
得点ランキングでもオルンガに次ぐ第2位です。
エヴェラウドのすごいところはコンスタントに得点をするところです。
典型的なセンターフォワードとしてのプレー以外にも打点の高いヘディング、そしてカットインからの強烈なシュートとバリエーションが豊富です。
第8節の大分トリニータ戦ではハットトリックがありましたがその試合以外は全て1得点ずつ決めています。
そのため25試合出場で11試合でゴールを決めています。
これだけ安定してゴールを決めるFWはありがたいですね。
そしてゴールを決めた試合は9勝2分けと負けがありません。
2013年に大迫勇也が19点を決めてから得点力のあるFWがいなかっただけに待望の選手が現れました。
1年目でこれだけできるのであれば来年以降は更なる活躍が期待できます。
そしてエヴェラウドのリーグ戦ハットトリックは約3年ぶりの記録でした。
ジーコが1993年のJリーグ開幕戦でしたためインパクトが強いですが、鹿島ではあまりハットトリックをする選手がいません。
過去どんな選手がしているのでしょうか。
まず今回のエヴェラウドで16回目でした。
鹿島アントラーズでは1試合4得点が記録です。
これは柳沢敦が達成しています。
1998年4月4日の1st第4節の京都パープルサンガ戦でした。
この試合は6-0で勝利しています。
そして3得点のハットトリックは15回ありました。
その内2回ハットトリックをしているのは長谷川祥之と柳沢敦です。
柳沢は4得点もありますので合計3回もハットトリックをしています。
鹿島の歴代得点ランキング1,2位が複数回ハットトリックをしているんですね。
そして16回のハットトリックの試合の結果は15勝1分けでした。
3点入るわけですから勝つ可能性は高くなりますね。
唯一の引き分け試合は2004年9月18日2nd第5節のジュビロ磐田戦です。
鈴木隆行が3得点し4-4の打ち合いでした。
そして日本人最後のハットトリックは2006年12月2日第34節のジュビロ磐田戦の野沢拓也です。
もう14年もリーグ戦で出ていないのは寂しいですね。
公式戦では昨年天皇杯のラウンド16の横浜F・マリノス戦で中村充孝が、2013年のスルガ銀行カップのサンパウロFC戦で大迫勇也が達成しています。
そして野沢以降は極端に回数が減りました。
2010年9月18日 第23節大宮アルディージャ戦のマルキーニョス
2012年10月6日 第28節FC東京戦のドゥトラ
2017年9月16日 第26節アルビレックス新潟戦のレアンドロ
そして今年のエヴェラウドとなっています。
ここ10年間では4回しか出ていません。
そしてカシマサッカースタジアムでのハットトリックの最後はドゥトラなので8年間も出ていません。
過去外国籍選手では2回ハットトリックをした選手はいません。
エヴェラウドには史上初の2度目のハットトリックをホームで期待したいです。
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