8月27日は第27節川崎フロンターレ戦が等々力陸上競技場で行われます。
鹿島は前節の湘南ベルマーレ戦でセカンドボールが拾えず苦しい試合展開に持ち込まれます。
1−1のドローで試合を終えるのが精一杯の試合でした。
残念ながらリーグ優勝が遠のく引き分けとなっています。
今季も苦しいシーズンとなってしまいました。
これからの鹿島アントラーズを築くためにも岩政大樹監督にはブレずに基礎を作ってほしいです。
今節対戦する川崎はここ2年の強さが無くなっています。
ACL、天皇杯、ルヴァン杯に敗退し残すはJリーグのみとなりました。
リーグ戦は消化試合が少ないとは言え暫定4位です。
今季は独走のシーズンではなく横浜F・マリノスを追いかけるシーズンとなっています。
逆転優勝へ負けられない試合が続くだけに鹿島戦に相当意気込んでいるはずです。
両チームともにアグレッシブな好ゲームを期待しています。
これまで川崎とはリーグ戦で37回対戦があります。
通算成績は9勝8分20敗です。
鹿島が負け越している唯一のクラブになります。
勝率は24.3%であり鹿島史上最低です。(全体では1016試合で560勝149分307敗の勝率55.1%)
まさかの平均勝率の半分以下となっています。
37試合で得点は54、失点は67です。
また得失点差がマイナスなのも川崎のみです。
このように圧倒的に相性の悪い相手ですが近年はどのような対戦成績でしょうか。
直近7年間の対戦成績です。
2016年
4月2日1st第5節 △1-1
10月29日2nd第16節 ●0-1
2017年
5月19日第12節 ●0-3
8月13日第22節 ●1-3
2018年
4月21日第9節 ●1-4
10月7日第29節 △0-0
2019年
3月1日第2節 △1-1
11月9日第31節 ●0-2
2020年
7月4日第2節 ●1-2
11月14日第27節 △1-1
2021年
5月30日第17節 ●1-2
9月22日第32節 ●1-2
2022年
2月26日第2節 ●0-2
ここ13試合で4分9敗と一度も勝てていません。
元々相性は悪かったですがさらに悪化しています。
通算11個の負け越しの内、7年で9つも負け越しを増やしてしまいました。
現在も3連敗中と川崎のカモにされています。
また内容も完敗している試合が少なくありません。
最後にリーグ戦で川崎に勝ったのは2015年8月29日2ndステージ第9節になります。
カイオ、金崎夢生、赤﨑秀平と決める選手が決めてくれ3−1で快勝です。
ちょうど7年前の等々力競技場での試合を最後に勝てていません。
今節もこの試合を前に大島僚太が練習をフル消化しました。
戦術練習では主力組に入っていたようで出場してくるでしょう。
やはり簡単には勝たせてくれません。
鹿島も三竿健斗、ディエゴ ピトゥカが累積警告で順番に出場できませんでしたが今節は戻ってきます。
しかし怪我人が多く、また8月25日には選手2名のコロナの陽性診断が発表されました。
チーム状況も選手のやりくりも難しい中で苦手な相手との対戦となってしまいました。
ただこれ以上川崎にやられっぱなしにされるのもそろそろ終止符を打ちたいです。
総力戦になりますが鹿島の意地を見せつけてやりましょう。
【2022年リーグ戦ゴール、アシスト】
ゴール
上田綺世 10
鈴木優磨 7
アルトゥール・カイキ 6
エヴェラウド 4
荒木遼太郎 1
三竿健斗 1
ファン・アラーノ 1
松村優太 1
樋口雄太 1
土居聖真 1
染野唯月 1
仲間隼斗 1
キム・ミンテ 1
和泉竜司 1
オウンゴール 1
アシスト
鈴木優磨 9
樋口雄太 6
アルトゥール・カイキ 3
和泉竜司 4
ディエゴ・ピトゥカ 2
上田綺世 2
土居聖真 1
荒木遼太郎 1
常本佳吾 1
ブエノ 1
松村優太 1
広瀬陸斗 1
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