8月18日は天皇杯ラウンド16V・ファーレン長崎戦がトランスコスモススタジアム長崎で行われました。
結果は3−1での逆転勝利です。
開始早々に先制され、大雨があり雷で試合が中断といろいろありましたがどうにか勝利を挙げることができました。
天皇杯はトーナメント戦なので勝利しなければ話になりません。
鹿島は中2日での試合でしたが対する長崎はJ2第24節、第25節が連続して大雨により中止になっていました。
そのためちょうど1ヵ月ぶりの試合でありコンディションに差があったのかもしれません。
それでもJ1の意地を見せつけることができ安心しています。
まずは試合を振り返っていきます。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォン スンテ
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF28 町田浩樹
DF2 安西幸輝
MF6 永木亮太
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF25 遠藤康
MF17 アルトゥール カイキ
FW9 エヴェラウド
FW27 松村優太
連戦であったためリーグ戦からはスタメン8人を入れ替えてきました。
ただベンチにはリーグ戦の主力を入れており最悪の事態になっても対応できるような布陣でした。
試合は鹿島ペースで進むのかと思いきやあっさり長崎に先制されてしまいます。
7分に左サイドで毎熊晟矢からのサイドチェンジにウェリントン ハットがうまくボールを持ちます。
そして左足でゴール前に早く鋭いクロスを上げるとこれに毎熊が飛び込んできて頭で決めました。
その後も長崎の攻撃が続きます。
12分にはウェリントン ハットが右から中央にドリブルで入ってきて左足の強烈なシュートを放ちます。
これはスンテが冷静にパンチングで難を逃れました。
その後FWだった松村を左SHにしてカイキをFWに変更します。
21分にこれが吉と出てゴールにはならずともいいシーンがありました。
松村が左サイドからカットインから右足で強烈なシュートを打ちますがGK高木和徹に防がれます。
ただ前半はこれくらいしか見せ場はありませんでした。
逆に前半アディショナルタイムに右サイドから亀川諒史の早いクロスをスンテがファンブルします。
あわや植中朝日にゴールに押し込まれそうになりますが常本が間一髪ではじき出しました。
ここで決められていたらどうなっていたかわかりません。
前半途中からTVでもわかるほど雨が強くなっていました。
また雷も鳴っていたようです。
そのためハーフタイムで1時間ほど中断があり後半の立ち上がりが注目でした。
するとハーフタイムで修正してきた鹿島が猛攻に出ます。
50分に常本の低いクロスにニアでカイキが右足で合わせ同点にしました。
同点になり鹿島の動きがさらによくなります。
60分にはピトゥカの左足でのアーリークロスにエヴェラウドがピンポイントで頭で決めて逆転に成功します。
完全に個の力で奪い取ったゴールでした。
これでエヴェラウドは天皇杯3試合連続ゴールです。
そして飲水タイム明けの71分に遠藤に代えてレオ シルバを投入です。
74分には三度クロスから得点が決まります。
永木が右サイドからのFKをGKとDFの絶妙な間に蹴り込みます。
このボールが流れてきたところにファーで林が左足で決めました。
これで2点差になりここからはうまく時間を使いながらゲームを展開していきます。
77分に松村、エヴェラウドから土居聖真、上田綺世に交代です。
最後に試合の締めで88分には常本、ピトゥカに代えて永戸勝也、荒木遼太郎を投入し3−1で終了しました。
それほどチャンスが多かった試合ではありませんでしたがきっちり決めたことが勝利に繋がりました。
これで鹿島アントラーズは天皇杯は順当にベスト8まで来ました。
まだガンバ大阪と湘南ベルマーレのラウンド16が9月22日に残っておりその結果により全てのクラブが出揃います。
案外リーグ戦の上位陣は敗退していますがそれでもジュビロ磐田以外は全てJ1が残っています。
準々決勝は組み合わせ抽選会が行われ今後の相手とトーナメントが決まります。
注目の抽選会は9月24日(金曜日)の17:00からJFA公式YouTubeチャンネルでライブ配信される予定です。
できれば川崎フロンターレ以外がいいですね。
ただ天皇杯では川崎相手に4戦全勝と負け知らずです。
とにかくどこが来てもいいように準備したいです。
それまでリーグ戦、ルヴァン杯で勝利を重ねいい形で天皇杯を迎えましょう。
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