今年は既に川崎フロンターレの優勝が決まっています。
またJ2降格もないため下位チームのサバイバルもない状態です。
そのため今年のJ1リーグは終了した感じも否めませんがまだまだそんなことはありません。
クラブによってバラつきはありますがまだ数試合残っています。
そのため残りのリーグ戦の注目ポイントを整理していきます。
注目となるのが2位の天皇杯出場権と3位以内のACL出場権です。
今年は天皇杯が変則開催のためJ1の1位、2位が準決勝から登場します。
天皇杯優勝クラブとリーグ戦の1~3位が重複した場合には4位のクラブにACLプレーオフの権利が出てきます。
そのため例年より4位クラブの重要性は上がっています。
3位以内になれればいいですが最悪4位になっても天皇杯次第ではACL出場権が出てくるので最後まで諦めず戦いたいですね。
現在の順位表です。
2位 ガンバ大阪 勝ち点59 残り試合数3
3位 名古屋グランパス 勝ち点56 残り試合数3
4位 鹿島アントラーズ 勝ち点55 残り試合数2
5位 セレッソ大阪 勝ち点55 残り試合数4
以上4クラブが現実的に可能性があります。
2位ガンバは同じ試合数の3位名古屋に勝ち点差3をつけています。
ただここ数試合勝ち負けを繰り返しており決して楽観視できません。
特に第27節ベガルタ仙台戦で0-4、第29節川崎フロンターレ戦で0-5と一気に守備が崩れることがあります。
残りの対戦が柏、横浜FC、清水と続きます。
柏は攻撃陣が強力なのでどこまで守備が持ちこたえられるかが勝負の分け目になりそうです。
3位名古屋は大きな連勝もなければ連敗もありません。
川崎に次ぐ28失点と守備が固いです。
残りの対戦が湘南、横浜FC、広島となっています。
湘南と横浜FCが大量得点できるとは思えませんのでこの相手なら2勝くらいしてしまうかもしれません。
そして4位鹿島は残りが2試合と最も厳しい状況です。
残りの対戦は清水、セレッソとなっています。
まずは確実に清水に勝利し最終節のセレッソとの直接対決でドラマを起こしたいところです。
最後に5位セレッソ大阪です。
札幌、柏、鳥栖、鹿島と4試合残っています。
セレッソとしては札幌、鳥栖に必ず勝利し、残り2試合を引き分け以上で狙ってくるのではないでしょうか。
こうして見ると柏レイソルがポイントになってきそうです。
その柏にはケニア代表オルンガがいます。
得点王はオルンガで間違いないでしょう。
ここまで26得点で2位のエヴェラウドに9得点の差をつけています。
これまでの歴代得点王の平均得点は23.89点だったのですでに超えています。
Jリーグの年間得点記録は1998年の中山雅史の36得点です。
レイソルはまだ5試合残っているため可能性はあります。
またオルンガはここまで27試合出場で26得点と1試合に1点近く決めています。
これまで自身の出場試合数よりも多く得点を決めたのは2人しかいません。
上記の1998年の中山雅史(27試合出場36得点)と2004年のエメルソン(26試合出場27得点)です。
オルンガは90分当たりの得点率も0.9836とかなり高いので達成の可能性はあります。
今シーズン対鹿島では2試合で3得点も決められています。
本当に悔しい限りです。
とりあえずオルンガにはガンバ戦、セレッソ戦でゴールを決めてもらいましょう。
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