鹿島アントラーズはホーム国立競技場の5万人試合では勝っていない【6度目の正直へ】

鹿島アントラーズ

5月14日は第13節名古屋グランパス戦が国立競技場で行われます。

1993年5月15日に開幕したJリーグも今年が30周年です。

そして今節の鹿島アントラーズvs名古屋グランパスのカードがJリーグ30周年記念スペシャルマッチとして選ばれました。

舞台は1993年のJリーグ開幕戦と同じ国立競技場になります。

当時からは建て替えられ新しくなりましたが聖地に変わりはありません。

選手には心は冷静に熱いプレーを見せてもらいたいと思います。

鹿島と名古屋はともにJリーグ発足時から加盟していたオリジナル10同士のクラブです。

今季の鹿島は結果が出ず4連敗もありました。

しかしここにきて4試合連続完封勝利とついに上昇気流に乗り出しています。

また名古屋は開幕からコンスタントに勝ち点を積み重ねてきました。

現在も9試合負けなしと状態は良さそうです。

上位対決となり好ゲームが期待されます。

そして鹿島は旧国立競技場時代にリーグ戦を52試合行ってきました。

今回が新国立競技場になって初めてのリーグ戦で通算53試合目となります。

以下がこれまでの年間の試合数です。

1994年 4試合
1995年 5試合
1996年 4試合
1997年 3試合
1998年 2試合
1999年 9試合
2000年 7試合
2001年 5試合
2002年 2試合
2003年 2試合
2004年 2試合
2005年 1試合
2006年 1試合
2011年 2試合
2013年 2試合
2014年 1試合

52試合を行い23勝8分21敗(PK戦は引き分け扱い)です。

Jリーグ草創期は知名度アップもあり年間数試合を行っていました。

またカシマサッカースタジアムが2002年の日韓W杯のため改修工事に入ります。

そのため2000年8月から2001年5月まで国立競技場でホームゲームを開催していました。

しかし勝率は44.2%とかなり低くなっています。

相性のいいスタジアムとは言えません。

ホームゲームとして最後の開催となったのは2011年の第7節横浜F・マリノス戦です。

この年は東日本大震災があり再開後の初戦でしたが0−3で敗れています。

今回はその試合以来12年ぶりの国立でのホームゲームです。

そして鹿島は残念ながら大入りの国立競技場で勝てていないというジンクスがあります。

今節は5月13日12:00の時点で58,000枚近くチケットが売れています。

当日スタジアム付近が雨予報のため客足が遠のく可能性は高いです。

それでも5万人は超えてくると思われます。

過去鹿島のホームゲームでの5万人を超えた国立の公式戦は5試合ありました。

以下が結果です。

1994年1月9日 Jリーグサントリーチャンピオンシップ 第1戦(53,553人)
ヴェルディ川崎 ●0−2

1994年8月20日 JリーグNICOSシリーズ 第4節(50,724人)
清水エスパルス ●1−2

1995年10月14日 JリーグNICOSシリーズ 第16節(50,093人)
名古屋グランパスエイト ●1−3

1999年5月5日 Jリーグ1stステージ 第11節(51,575人)
ジュビロ磐田 ●1−2(延長V)

2000年11月26日 Jリーグ2ndステージ 第15節(50,399人)
柏レイソル △0−0

このようにチャンピオンシップ1試合とリーグ戦が4試合ありました。

そして成績は1分4敗と1度も勝てていません。

あまりに衝撃的なデータです。

中立開催されている天皇杯やナビスコカップの決勝では勝っているためあまり印象には残っていませんでした。

ただこれは旧国立競技場時代の話です。

また新国立のスポーツイベントのこけら落としとなった2019年度の天皇杯決勝に鹿島は進出しました。

しかしヴィッセル神戸相手に0−2で敗れ栄冠を手にすることはできませんでした。

そのためまだ嫌なイメージが残ったままです。

早く払拭するためにも今節の記念試合での勝利がほしいです。

Jリーグ開幕戦で名古屋相手に5−0で勝利しましたがそのようなインパクトのある結果が出るといいですね。

これからリーグ戦や多くのタイトルマッチが行われる舞台になります。

新国立競技場で新たな歴史を作っていきましょう。

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