5月26日は第16節セレッソ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
鹿島アントラーズは前節アウェイでサガン鳥栖に何もさせてもらえず1-2の逆転負けを喫しました。
実にリーグ戦8試合ぶりの敗戦でした。
相馬体制初黒星となり7勝3分5敗の7位と順位を一つ落としています。
せっかく貯金もできこれからという時の敗戦で精神的なダメージはあります。
しかし大事なことはここで連敗しないことです。
きっちり勝利し嫌な流れを引きずらないようにしたいです。
そして今節の相手はセレッソ大阪です。
セレッソは4月までは好調でした。
それが5月最初の試合となったガンバ大阪との大阪ダービーで大久保嘉人が左ハムストリング筋損傷により途中交代をすると風向きが変わります。
この試合をドローに持ち込まれるとその後2分2敗と4試合勝ちがなくなっています。
順位も10位まで落ちており調子が良いとは思えません。
しかも中3日の鹿島に対しセレッソは中2日でアウェイになります。
コンディション面で有利なため試合終盤まで粘りたいです。
ここまでリーグ戦通算成績ですが42試合行っており、23勝5分14敗です。
勝率は54.7%であり鹿島の平均的な成績です。
42試合で得点は56、失点は39です。
セレッソがJ1に復帰した4年間の対戦成績です。
2017年
4月8日第6節 ●0-1
8月26日第24節 ○1-0
2018年
7月25日第14節 ○2-0
10月31日第31節 ○1-0
2019年
6月14日第15節 ○2-0
10月6日第28節 ○1-0
2020年
9月19日第17節 ○2-1
12月19日第34節 △1-1
ここ8試合では6勝1分1敗と勝率がかなり良いです。
しかし全てロースコアのため油断はできません。
今回も1点差の厳しい試合内容が予想されます。
しっかりチャンスをモノにし無失点で勝利を掴み取りたいです。
セレッソとは昨年の最終節でACLの最後の出場権をかけて直接対決がありました。
その試合で引き分けに終わり鹿島は出場権を逃しています。
ラスト5分の猛攻撃は本当に見物であり逆転できると誰もが信じていました。
しかしラストプレーで上田綺世のヘディングシュートはポストに嫌われゴールを割ることはできませんでした。
試合後の上田や沖悠哉の悔し涙は未だに忘れることはできません。
今季はあの時の悔しさを晴らすためのシーズンであったはずです。
それが序盤の苦戦により優勝争いから一歩脱落しています。
2人はオリンピックのメンバー選考のためにも結果が必要です。
ぜひチームを勝利に導く活躍を見せてほしいと思います。
またセレッソで気をつけたいのは豊川雄太です。
鹿島に所属していた2013年から2015年の3年間はベンチ要員でした。
それがJ2ファジアーノ岡山へのレンタル移籍を経てベルギー1部のオイペンで活躍し昨年からセレッソ大阪に移籍してきました。
そして今年はJ1で初のレギュラーとして充実したシーズンを送っています。
かつてのホームスタジアムで活躍させるわけにはいきません。
確実に封じ込めて攻撃の起点を作らせないようにしたいところです。
鹿島は前節リーグ戦での連勝が4で止まり正念場の一戦です。
ここで踏みとどまることができるかは今後のシーズンにかなり影響があるでしょう。
その後川崎フロンターレとの試合も待っています。
ここで勝利し再度上昇気流に乗れるようにしたいですね。
ちょうど相馬監督の初戦となった4月17日の第10節徳島ヴォルティス戦から連戦が始まりルヴァンカップのプレーオフがあるため6月6日まで続きます。
なかなかハードなスケジュールです。
サポーターは応援することしかできませんが少しでもチームの力になればと思います。
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