今回は今季2022年より鹿島アントラーズに加入したボランチの中村亮太朗の紹介です。
1997年9月27日に新潟県新潟市で生まれました。
今年25歳ですが童顔なのでもっと年下に見えますね。
そして身長179cm、体重70kgとサイズもあります。
サッカーは小学生の頃に始めずっとボランチでプレーしてきました。
中学ではアマチュアサッカークラブのグランセナ新潟FCのジュニアユースに所属しています。
その後新潟明訓高校に進学しました。
私立学校で3つのコースがあり進学クラスは東京大学や国立医学部など難関大学に多く合格実績があります。
同校出身のサッカー選手では一つ年下に関口正大がいます。
高校卒業後に法政大学を経てヴァンフォーレ甲府に入団しています。
そのため高校からプロ入りした実績はまだ無いようです。
そして新潟明訓高校はこれまで6回高校選手権に出場しています。
ただ最後に出場したのが2015年の第94年大会で16年ぶりの出場となりました。
その時の3年生が背番号10の中村でした。
2回戦で東福岡に1−3で敗れ大会から姿を消しますがこの試合で得点を決めています。
高校1年生で右膝前十字じん帯、高校3年生で左膝前十字じん帯を負傷と2度の怪我を乗り越えて中心選手となりました。
しかし高卒でプロ入りするほどではなく卒業後に中央大学に進学をします。
関東2部リーグでしたが1年生の時は怪我もあり試合にはなかなか出場できません。
2年次から試合に出始め、3年次には2ゴール5アシストを記録しベストイレブンに選出されました。
その活躍もありヴァンフォーレ甲府からオファーがあり4年次の5月14日に早くも内定が発表されています。
大卒で加入し期待通り即戦力として甲府の中盤を支えました。
1年目はリーグ戦26試合3得点、2年目の昨季が33試合4得点と成績を伸ばしています。
そして今オフに鹿島アントラーズに個人昇格しました。
初のJ1でのプレーですがどこまでやってくれるのでしょうか。
プレースタイルは両足での正確なキックと高いテクニックで攻撃を操るゲームメーカータイプです。
同じ中央大学OBの中村憲剛に似ています。
時にはパンチ力のあるミドルシュートもありそこも似ていますね。
守備意識も年々高くなり守備力も向上しています。
チームでのライバルはディエゴ・ピトゥカになりそうです。
昨季の鹿島はピトゥカのチームと言っても過言でないほど中心的な選手でした。
かなり壁は高いですが監督の目指すサッカーを早く理解し試合に絡めるようにしてほしいです。
これまで世代別の代表にすらなったことはありませんが鹿島でレギュラーを取れたら大化けするような雰囲気があります。
鹿島の編成もいい所に目を付けたと思います。
歴代鹿島には中村祥朗、中村幸聖、中村充孝と同じ名字の選手は3人いました。
残念ながら3人ともさほどインパクトのある活躍はなくチームを去っています。
中村亮太朗にはクラブ史上最高にナカムラになれるか注目です。
最後に顔もイケメンで可愛い系なので活躍次第では人気が出そうです。
荒木遼太郎と同じリョウタロウという名前であり人気を二分する可能性はあります。
ぜひそのような活躍をして鹿島の顔になってもらいたいですね。
コメント