日本国内では新型コロナウイルスの新規感染者が減少しておりようやく収束の兆しが見えてきたかのように思われました。
しかし世界では新たな変異株であるオミクロン株が拡大中であり、国内でも感染爆発する懸念が高まっております。
今回の日本政府の対応は早く11月30日から1ヵ月間、外国人の新規入国を原則停止にしました。
ただ更なる延長の可能性もありこれがスポーツ界、Jリーグに与える影響は大きそうです。
今年も春先に入国制限があり多くの選手、監督の入国が遅れチーム編成に大きな影響を及ぼしました。
鹿島アントラーズもディエゴ・ピトゥカ、アルトゥール・カイキの新外国選手の入国は4月上旬までずれ込んでいます。
そして合流も遅れてしまいフィットするのに時間がかかってしまいました。
来年2022年はカタールワールドカップがあります。
予定ではリーグ戦の最終節は11月3日、天皇杯決勝は11月6日に設定されています。
そのためJリーグの開幕も歴代で最も早い2月の中旬になりそうです。
そうなってくると新外国選手は1月には来日しないとキャンプには間に合わなくなります。
しかし現状不透明なことが多く契約してもすぐに来日できるかわかりません。
その原因からか今シーズンも最終節目前ですがそれほど新加入選手の噂も飛び交っていないように思います。
これらのことを鑑み今オフは日本国内での外国籍選手も移籍が過去に例を見ないほど活発になると予想します。
特にJ1ではJ2に降格するクラブからの引き抜きが多数出るのではないでしょうか。
今の時点でJ2降格は横浜FC、ベガルタ仙台、大分トリニータの3クラブが決定しています。
残りのクラブは徳島ヴォルティスになるのではないかと思いますのでその4クラブから移籍マーケットで注目されそうな選手をピックアップしました。
横浜FC
GK スベンド・ブローダーセン(1997年3月22日・ドイツ)
U-20ドイツ代表でU-20W杯、U−24ドイツ代表で東京オリンピックに出場しています。
今夏からの加入ですがすぐにレギュラーとなりました。
チームの失点数が多いため評価し難いですが、プレーは安定しており彼がいなければもっと失点していたでしょう。
まだ若いのでオファーはありそうです。
FW サウロ・ミネイロ(1997年6月17日・ブラジル)
今夏に鹿島アントラーズに入団することが噂されましたが結果的に横浜FCに加入しました。
センターフォワードも左右のウイングもできます。
パワーもあり決定力もあるため争奪戦になりそうです。
鹿島も再度オファーを出して獲得してほしい選手です。
ベガルタ仙台
GK ヤクブ・スウォビィク(1991年8月31日・ポーランド)
2019年夏にシュミット・ダニエルの後釜として加入します。
190㎝と長身ですが手足が長いためさらに大きく見えます。
抜群の反射神経でスーパーセーブも多くプレーに無駄がありません。
J1の上位クラブでもレギュラーになれる逸材です。
大分トリニータ
DF エンリケ・トレヴィザン(1997年1月20日・ブラジル)
185㎝の左利きセンターバックと貴重な存在です。
これまでブラジル、ポルトガルでプレーもそれほど出場機会がありませんでした。
しかし2016年にU-20ブラジル代表に選ばれただけのことはあります。
空中戦に強く左サイドバックもできるためJリーグ内での移籍もありそうです。
徳島ヴォルティス
DF ジエゴ(1995年9月21日・ブラジル)
2017年に松本山雅FC 、2018年に水戸ホーリーホック 、2019年から徳島と日本クラブに長く在籍しています。
少しずつステップアップしており徳島残留も考えられます。
しかしJ1の中堅クラブなら獲得オファーを出しそうな感じもします。
移籍で大化けするかもしれません。
最後にもう1人紹介です。
清水エスパルスがもしJ2降格になったらオファーが殺到しそうな選手です。
清水エスパルス
FW チアゴ・サンタナ(1993年2月4日・ブラジル)
開幕戦で鹿島アントラーズと対戦した際にこの選手は活躍すると思いました。
チーム成績が上がらない中でもほぼフル出場で13得点を挙げています。
見た目は細身ですがパワーがありキープもできます。
相手との駆け引きもうまくJリーグにも順応しています。
私は上記6人の中で安定して活躍できるのは清水のチアゴ・サンタナだと思います。
下位クラブでこれだけFWの軸となり得点も取れる選手はなかなかいません。
もっと上のクラブにいけば得点王争いもできる選手でしょう。
もし鹿島がエヴェラウドが退団し、清水がJ2に降格するようなことがあればすぐに狙いにいって欲しいです。
この中の全員とは言いませんが何人かはJリーグ内で移籍すると思います。
ぜひ注目してみてください。
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