7月30日は第23節横浜F・マリノス戦が日産スタジアムで行われます。
現在Jリーグは中断期間なので前節から2週間空くことになります。
オリジナル10であるマリノスと優勝を賭けた1位、2位の直接対決です。
まだ対戦まで時間がありますが高まる気持ちを抑えられません。
マリノスとは勝ち点差が5のためここで勝てば勝ち点差は2になり一気に射程圏内になります。
逆に負けると勝ち点差は8となり3試合分の差を付けられてしまいます。
この試合を終えると残り試合は11試合です。
残りの試合数を考えるとかなり優勝は遠のく数字です。
そのため勝利のみが求められる今季の大一番となっています。
そしてこの大一番を鹿島アントラーズにとってはアウェイの日産スタジアムで迎えることになりました。
正式名称は横浜国際総合競技場であり国際試合ではこちらが使用されています。
2005年3月1日より日産自動車が命名権を取得し日産スタジアムと呼ばれるようになりました。
これまで鹿島は日産スタジアムで32試合公式戦を行っています。
残念ながら12勝7分13敗の勝率37.5%とかなり悪い成績です。
公式戦を10試合以上行っているスタジアムで勝率が低いスタジアムは以下の通りです。
等々力陸上競技場 勝率17.6%(6勝6分22敗)
NACK5スタジアム大宮 勝率30.8%(4勝4分5敗)
ニッパツ三ツ沢球技場 勝率33.3%(5勝4分6敗)
日産スタジアム 勝率37.5%(12勝7分13敗)
このようになっており日産スタジアムは4番目に悪い勝率となっています。
この中でマリノスとのリーグ戦での成績のみを調べてみました。
すると23試合を行い9勝5分9敗でした。
勝率は39.1%だったので全体とはあまり変わっていませんでした。
1998年1st第7節で初めて使用し0−1で敗戦からスタートします。
その後は勝ったり負けたりを繰り返しています。
2017年から3連敗し、2020年からは2連勝中です。
記憶に新しい2020年の第31節は大激戦でした。
0−2と前半でビハインドを負います。
そこから上田綺世、エヴェラウド、遠藤康といずれもスーパーゴールで大逆転勝利です。
コロナ禍ではあるものの20,515人もの大入りで非常に熱い試合を見せてくれました。
今節もかなりチケットは売れているようで多くのサポーターが来られることでしょう。
サッカーの素晴らしさを感じられるいい試合を見たいです。
気になるのはコロナの陽性者が全国的に急増していることです。
鹿島も7月12日に選手1名、7月14日に選手1名、7月17日に選手2名、7月21日に選手2名とスタッフ1名の陽性者が出ています。
またマリノスからも7月20日に選手3名の陽性判定が確認されました。
両チームともに今後更なるコロナ拡大をしないよう注意するしかないです。
このような状況なのでベストメンバーで戦うことは難しくなってしまいました。
さらにマリノス戦で6試合出場6得点とキラーぶりを発揮していた上田綺世もベルギー移籍によりいません。
できればこの試合は出場してもらいたかったです。
総力戦で挑むクラブ力が試される試合となりました。
どんな内容であれ試合終了時に鹿島に関わる全ての方が笑顔になれる結果を願っています。
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