第7節柏レイソル戦を振り返って【鹿島アントラーズに未来はあるのか】

鹿島アントラーズ

4月9日は第7節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われました。

結果は0−1の敗戦です。

前節まで最下位であった相手に完封負けとなりました。

まずは試合を振り返っていきたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF55 植田直通
DF3 昌子源
DF2 安西幸輝
MF25 佐野海舟
MF21 ディエゴピトゥカ
MF8 土居聖真
FW15 藤井智也
FW40 鈴木優磨
FW13 知念慶

ここまでリーグ戦で全試合スタメン出場をしていた樋口雄太から土居に代えてきました。

試合は両チームともに先制点の重要性を理解しており慎重な立ち上がりとなります。

お互い手数を少なく攻めるためチャンスらしいシーンが生まれません。

その中で19分に右サイドから土居がいいクロスを上げます。

これを知念がヘディングで合わせますが枠を捉えられません。

その後もゲームは停滞する中で一本のチャンスで相手に決められてしまいます。

32分に戸嶋祥郎からペナルティエリア右にいたマテウス サヴィオにパスが通ります。

絶妙なスルーパスを出させてしまい裏に抜け出した細谷真大にネットを揺らされてしまいました。

反撃に出たい鹿島でしたが36分に土居が負傷し荒木遼太郎と交代です。

それでも41分にはピトゥカのペナルティエリア手前での横パスから常本が強烈なシュートを打ちます。

さらに前半最後には右サイドから荒木のFKに植田が頭で折り返します。

中で鈴木が右足でシュートもGKに防がれてしまいました。

何本か得点に繋がりそうな場面は作るものの脅かすまでには至らない前半でした。

そして後半開始から常本、ピトゥカから広瀬陸斗、樋口雄太へ2枚替えです。

すると立ち上がりから一気に攻め立てます。

右サイドから佐野がボールを奪い駆け上がります。

荒木へ繋ぎ左サイドへボールが流れると走り込んできた安西が左足で狙うもわずか右に逸れていきました。

その後はピンチを迎えるもうまく対応します。

ただ攻撃は全く機能せず時間だけが過ぎていきました。

そして68分に藤井から師岡柊生に交代します。

師岡は難しい状況でリーグ戦デビューとなりました。

さらに74分には鈴木に代えて垣田裕暉を投入します。

それでも鹿島は局面を打破することはできません。

ようやくアディショナルタイムになってから樋口のインスイングのCKに植田が合わせますがバーの上です。

直後には左サイドから樋口のクロスに知念が頭で折り返します。

再び植田がヘディングで狙うもバーを越えていきました。

パワープレーも功を奏さず0−1で完封負けです。

柏に今季初勝利を献上してしまいました。

まず攻撃はラストパスの精度が低くいい形でシュートに持ち込めません。

テンポも単調で相手にとって守りやすいものだったと思います。

そして守備も昌子とGK早川の連携面の悪さも露呈したような失点でした。

あまりに不甲斐ない敗戦です。

これで7試合を消化し2勝1分4敗となりました。

4試合勝ちがなく3連敗です。

ただこれまでの敗戦は上位陣とのものでした。

それが最下位で調子が上がっていなかった相手にも負けることになります。

この事態はかなり深刻です。

まだいくら序盤戦で挽回できるとは言え今後への光が見えてきません。

ここから鹿島は立て直すことができるのでしょうか。

それともこのまま低空飛行を続けるシーズンになってしまうのでしょうか。

次節は首位のヴィッセル神戸が対戦相手です。

結果次第ではクラブも動くかもしれません。

そうならないためにもホームで未来を切り開く試合が見たいです。

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