3月24日にカタールW杯アジア最終予選のオーストラリア戦がスタジアム オーストラリアで行われました。
そして日本代表は見事アウェイの地で2−0で勝利をしました。
元川崎フロンターレ組の躍動で途中出場の三笘薫が2ゴールを挙げる大活躍でした。
これにより日本は11月21日からカタールで行われるW杯の出場権を手にしています。
無事に7大会連続7度目のW杯出場を決めてくれました。
日本は最終予選の第1節でオマーン、第3節でサウジアラビアと0−1で敗れます。
そこからよく立て直し6連勝できたと思います。
やはり日本が出場しないW杯は楽しさが半減するので一安心です。
そしてこのW杯の出場権のかかった大一番に上田綺世が出場しました。
通算7試合目の国際Aマッチの出場です。
63分に途中出場でありできればスタメンで起用してほしかったです。
ただ見せ場は作ります。
69分に鋭いトラップから右足で巻いた強烈なシュートを打ちます。
しかしわずか枠の右でゴールはなりません。
上田の得意な形であり、決めてヒーローになりたかったです。
日本の勝利はよかったですが自身のプレーには満足していないかもしれません。
次こそA代表初ゴールが見たいです。
鹿島の選手が代表戦に出場すると応援する気持ちが全然違います。
かつては鹿島アントラーズ所属の選手は相当数呼ばれていた時期もありました。
ここ10年間でも鹿島所属時に19人のA代表を輩出しておりクラブ別では最多です。
最近はA代表に入るのも海外組ばかりになり国内組では選ばれることはかなり少なくなっています。
鹿島アントラーズ関連の選手で日本代表の国際Aマッチ出場数が多いのはどの選手でしょうか。
以下上位の11選手を調べてみました。(3月24日時点)
内田篤人 74試合2得点
柳沢敦 58試合17得点
相馬直樹 58試合4得点
大迫勇也 57試合25得点
中田浩二 57試合2得点
鈴木隆行 55試合11得点
小笠原満男 55試合7得点
柴崎岳 55試合3得点
秋田豊 44試合4得点
名良橋晃 38試合0得点
森岡隆三 38試合0得点
一番多く出場している内田で日本歴代23位の出場数です。(1位は遠藤保仁の152試合)
デビューはJリーグ発足後では市川大祐、小野伸二、梅崎司に次ぐ史上4番目の若さとなった19歳305日でした。
2008年1月26日のキリンチャレンジカップチリ戦になります。
そこからほぼずっとレギュラーとして出場し続けましたが2014年のブラジルW杯後から怪我が多くなり代表から遠ざかりました。
このように通算成績では歴代でそれほど上位にランクインはしていませんがサッカーの最高峰の大会であるW杯には毎回のように選出されています。
1998年 フランスW杯
秋田豊、相馬直樹、名良橋晃
2002年 日韓W杯
秋田豊、小笠原満男、鈴木隆行、曽ヶ端準、中田浩二、柳沢敦
2006年 ドイツW杯
小笠原満男、柳沢敦
2010年 南アフリカW杯
岩政大樹、内田篤人
2018年 ロシアW杯
昌子源、植田直通
2002年の日韓大会では23人の登録メンバーの内6人が鹿島から選ばれています。
当時は4人しか海外組がおらず、ジュビロ磐田からも3人選ばれていました。
国内の強豪クラブの選手を中心にチーム作りをしていた古き良き時代です。
その後海外組がほとんどを占める中でも2018年ロシア大会ではCBが2人とも選出されています。
鹿島の守備陣が評価されており嬉しかったです。
特に昌子はスタメンで唯一のJリーガーでした。
本大会の抽選会は4月2日の午前1:00(日本時間)から開催です。
ドローはNHK総合で生中継されるようなので注目ですね。
対戦国が決まればいよいよ本番モードです。
森保一監督はあまり選手を入れ替えてきません。
それでも多少はメンバー選考にも影響が出てくるでしょう。
このままいけば鹿島アントラーズからは上田綺世が当落線上になるかと思います。
上田だけでなく他の選手も食い込めるようチームで結果を出してもらいたいです。
鹿島には代表に相応しい選手は多くいるのでもっと呼んで試してみてほしいですね。

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