3月25日に日産スタジアムで韓国代表との国際親善試合が行われます。
国内での国際Aマッチは2019年11月19日にベネズエラとパナソニックスタジアム吹田で行われて以来1年4ヵ月ぶりです。(結果は1-4で敗戦)
昨年2020年は4試合すべてが国外で行われました。
2020年の年頭から新型コロナウィルスの影響で極端に国際試合が減っています。
それが3月30日にはワールドカップアジア2次予選のモンゴル戦、3月26日と3月29日にはU-24日本代表がU-24アルゼンチン代表と戦います。
約1週間で4試合も日本代表が見られることは嬉しい限りです。
しかし残念ながら鹿島アントラーズからA代表への選出は0人でU-24に沖悠哉と町田浩樹の2人が選出されたのみです。
選手の実績として評価されるのはA代表の出場試合数、得点数になるのでやはりフル代表に選ばれたいです。
かつては鹿島アントラーズ所属の選手は相当数呼ばれていた時期もありました。
ここ10年間でも鹿島所属時に18人のA代表を輩出しておりクラブ別では最多です。
最近はA代表に入るのも海外組ばかりになり国内組では選ばれることも少なくなっています。
日本人として代表戦を見ますが、アントラーズサポーターとしては非常に残念に思います。
そんな鹿島アントラーズの選手で日本代表の国際Aマッチ出場数が多いのはどの選手かお分かりでしょうか。
以下上位の8選手です。
内田篤人 74試合2得点
柳沢敦 58試合17得点
相馬直樹 58試合4得点
中田浩二 57試合2得点
鈴木隆行 55試合11得点
小笠原満男 55試合7得点
柴崎岳 49試合3得点
大迫勇也 46試合15得点
一番多く出場している内田で日本歴代23位の出場数です。(1位は遠藤保仁の152試合)
デビューはJリーグ発足後では市川大祐、小野伸二、梅崎司に次ぐ史上4番目の若さとなった19歳305日でした。
2008年1月26日のキリンチャレンジカップチリ戦になります。
そこからほぼずっとレギュラーとして出場し続けましたが2014年のブラジルW杯後から怪我が多くなり代表から遠ざかりました。
最後の出場は2015年3月31日のウズベキスタンとの国際親善試合です。
奇しくも当時鹿島所属であった昌子源の代表デビュー戦でした。
得点ランキングでは柳沢の17得点が歴代13位タイです。(1位は釜本邦茂の75得点)
ただ大迫は現役で常時招集されていますので得点ランキングでもう少し上に行きそうです。
このように通算成績では歴代でそれほど上位にランクインはしていませんがサッカーの最高峰の大会であるW杯には毎回のように選出されています。
1998年 フランスW杯
秋田豊、相馬直樹、名良橋晃
2002年 日韓W杯
秋田豊、小笠原満男、鈴木隆行、曽ヶ端準、中田浩二、柳沢敦
2006年 ドイツW杯
小笠原満男、柳沢敦
2010年 南アフリカW杯
岩政大樹、内田篤人
2018年 ロシアW杯
昌子源、植田直通
2002年の日韓大会では23人の登録メンバーの内6人が鹿島から選ばれています。
また2010年は韓国代表にイ・ジョンスが選ばれました。
この時だけは韓国戦を見ていました。
そして2014年のブラジル大会には唯一鹿島所属の選手は一人も選ばれませんでした。
しかし内田篤人(当時シャルケ)、大迫勇也(当時TSV1860ミュンヘン )が選ばれていたので0人の気持ちではなかったです。
さらに2018年は昌子、植田以外にも柴崎岳(当時ヘタフェ)、大迫勇也(ブレーメン)といましたので誰のユニフォームを買うか悩みました。
このように日本代表がW杯に初出場した1998年以降はこれまで鹿島関連の選手は必ず選ばれています。
やはり自分の応援しているクラブの選手が日の丸を付けてプレーしている姿は普段のクラブの時とは違った気持ちが入ります。
次は2022年カタールW杯です。
従来ワールドカップは欧州の主要リーグがシーズンオフを迎える6月から7月に開催されていました。
しかしカタールは夏の暑さが厳しく選手の体に与える負担が大きいことから2022年11月21日から12月18日の28日間に決定しています。
そのため約1年半後にはまた激闘が待っています。
まずは予選を勝ち抜くことが大前提にはなりますがW杯の舞台にアントラーズの選手として選出されてほしいです。
そして日本の好成績に貢献してもらえたら言うことはありません。
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