Jリーグは世界的に見ても順位予想がしにくいリーグと言われています。
ラ・リーガのバルセロナやレアル・マドリードといった超ビッククラブがなく絶対的な優勝候補がありません。
また上位予想されたチームが降格したりします。
何年も安定した成績を出せるチーム作りはかなり難しいです。
そこでここ10年間で一番平均順位が優秀なチームはどこか気になったので調べてみました。
個人的には勝ち点70を取っても2位なら意味はないし、勝ち点66でも優勝できたらいいので今回は順位にこだわりました。
Jリーグ開幕時からにすると期間が長くなりすぎること、またチーム数が増え途中からJ1に来たチームも多くあるため10年としました。
そして2015年、2016年は2ステージ制でしたので年間の最終順位で評価しました。
結果は以下の通りです。(過去10年で8年以上J1にいるチームが対象)
鹿島アントラーズ 4.3位(2016年Jリーグ優勝)
川崎フロンターレ 4.8位(2017、2018年Jリーグ優勝)
サンフレッチェ広島 5.4位(2012、2013、2015年Jリーグ優勝)
ガンバ大阪 6.1位(2014年Jリーグ優勝)※2013年はJ2だったので9年で計算
横浜F・マリノス 6.1位(2019年Jリーグ優勝)
浦和レッズ 6.7位
柏レイソル 7.5位(2011年Jリーグ優勝)※2010年、2019年はJ2だったので8年で計算
FC東京 8.5位 ※2011年はJ2だったので9年で計算
名古屋グランパス 9.3位(2010年Jリーグ優勝)※2017年はJ2だったので9年で計算
ベガルタ仙台 10.7位
清水エスパルス 11.1位 ※2016年はJ2だったので9年で計算
トップは鹿島アントラーズです。
年間優勝こそ2016年の1度しかありませんでしたがトップ3に5回入っており安定感は抜群です。
ただ鹿島は2位以下は全て同じと考えておりますので常に優勝してほしいです。
2位は川崎フロンターレでした。
2011年が11位、2012年が8位と順位は悪かったのですが、近年は鹿島に匹敵する成績です。
10年間でトップ3は4回でした。
3位はサンフレッチェ広島です。
最多の3回のリーグ優勝はすばらしいです。
ただ平均順位の割には中位が多く、2017年には15位になっています。
そして4位以下のチームは似たり寄ったりでした。
優勝した年があっても2桁順位の年もあり数年間安定した成績を残せていません。
やはりJリーグは混沌としています。
いったい今年はどこのチームが優勝するのでしょうか。
12月19日の最終節まで目が離せません。
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