鹿島アントラーズの2022年7月を振り返る

鹿島アントラーズ

7月も終わり今季のJリーグも後半戦に突入しています。

リーグ戦は全日程の2/3が終了しました。

鹿島アントラーズはスタートダッシュに成功するも徐々に失速し勝ち点を伸ばせなくなっています。

7月は非常に苦しい月でした。

まずは全公式戦を振り返ってみます。

7月2日J1第19節柏レイソル ○2−1

7月6日J1第20節セレッソ大阪 △3−3

7月10日J1第21節北海道コンサドーレ札幌 △0−0

7月13日天皇杯ラウンド16ガンバ大阪 ○2−0

7月16日J1第22節ヴィッセル神戸 △1−1

7月30日J1第23節横浜F・マリノス ●0−2

6試合を戦い2勝3分1敗でした。

その内の1勝は天皇杯です。

今大会初の同じカテゴリーのJ1クラブが相手でした。

リーグ戦で調子が上がらないガンバ相手にメンバーを多少入れ替え戦います。

あまり出番のなかった選手たちの活躍もあり快勝です。

天皇杯は順当に勝ち上がっています。

強豪クラブが敗退していることもあり是が非でも獲りたいタイトルです。

そしてリーグ戦です。

7月最初のレイソル戦こそ接戦をセットプレー2発で沈めるという鹿島らしい勝ち方を見せてくれます。

これで上昇気流に乗るかと思われましたが逆でした。

セレッソ戦はアルトゥール・カイキ、鈴木優磨のゴールで一時は逆転するも守備陣が耐え切れず連続失点します。

エヴェラウドのオーバーヘッドで追い付くのが精一杯でした。

次のコンサドーレ戦は決定機を探すのが難しいほどの塩試合でスコアレスドローです。

ヴィッセルとの試合では大迫勇也に決められ、キム・ミンテは退場し散々でしたがどうにか引き分けます。

3試合連続のドローではありましたが負けてはいません。

最後のマリノスとの大一番に勝てれば良しとなる結果でした。

そして意気込んで臨んだ直接対決で惨敗します。

マリノスは仲川輝人とエウベルの両ウイングが面白いようにゴール前まで侵入してきます。

何度も決定機を作り最後まで勢いは落ちませんでした。

鹿島はシュートを2本しか打てず反撃すらままなりません。

内容も結果も伴わず厳しい現実を突き付けられました。

6月末の第18節終了時点では首位のマリノスとは勝ち点差3でした。

それが5試合を消化した7月末で勝ち点差8まで広げられてしまいました。

一般的に勝ち点差=試合数が逆転可能と言われています。

残り試合は11試合です。

次の試合で鹿島が負けてマリノスが勝つといよいよデッドラインに足を踏み入れることになります。

もう崖っぷちなので勝ち続けるしかありません。

その終盤戦のキーマンとなりそうな選手の加入がありました。

8月1日にナイジェリア国籍のエレケが完全移籍で加入すると発表されています。

7月1日に上田綺世、7月17日に染野唯月、7月31日にファン・アラーノと退団が続いておりようやく加入のお知らせです。

鹿島初のアフリカ出身選手であり190cm、88kgと体格の良さに注目が集まっています。

さらにスピードもありレネ・ヴァイラー監督の秘蔵っ子です。

もし期待通りの活躍を見せてくれたら上田の穴は埋まりそうですね。

後はCBの加入を待っています。

もう残り1/3です。

サポーターは2007年の逆転優勝の再来を願っています。

鹿島アントラーズの底力を信じたいです。

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