2022年もちょうど半分となりました。
今シーズンのJ1リーグも第18節を終え折り返しています。
6月後半から真夏のような気候が続いています。
スポーツ選手でなくてもバテてしまいそうな猛暑です。
その中で6月は3大会のコンペティションがありました。
まずは全公式戦を振り返ってみます。
6月1日天皇杯2回戦新潟医療福祉大学 ○2−1
6月4日ルヴァン杯PO第1戦アビスパ福岡 ●0−1
6月11日ルヴァン杯PO第2戦アビスパ福岡 ○2−1
6月18日J1第17節京都サンガF.C. ○1−0
6月22日天皇杯3回大宮アルディージャ ○3−0
6月26日J1第18節名古屋グランパス △1−1
6試合を戦い4勝1分1敗でした。
全体的な成績は良かったです。
一つずつ大会を振り返っていきます。
まずはルヴァン杯です。
2試合合計2−2のドローもアウェイゴールの差で敗退となりました。
あまりに早い段階でタイトルを失うことになります。
2試合目はホームでコロナ後初の声出し応援の検証試合として開催されます。
約2年4ヵ月ぶりに声援のある中での試合であり、選手も監督も応援に感謝の言葉を述べていました。
試合は勝利こそしますが1試合目の完封負けが響きました。
ルヴァン制覇は来年に持ち越しです。
そして天皇杯は順調に2試合を勝ち進んでいます。
鹿島にとって初戦となった新潟医療福祉大学戦では大学生相手に苦戦をするもきっちり勝利します。
天皇杯では若手にチャンスを与えながらチームの底上げに成功しています。
次からラウンド16でガンバ大阪とJ1同士の対戦です。
ここから強豪が相手になります。
残り4試合で1度でも負けたら終了です。
ジャイアントキリングが多発している大会なので集中して戦いたいです。
最後はリーグ戦です。
4月までは順調に勝ち点を積み上げ首位でした。
しかし5月以降失速気味で内容も何とも言えません。
6月も1勝1分の勝ち点4でしたが対戦相手を考えれば2勝したかったです。
連勝もできておらずここが耐え時となっています。
せめてもの救いは他のクラブも勝ち点を伸ばせていないことです。
首位の横浜F・マリノスは4連勝と調子が出てきましたがそれでも鹿島との勝ち点差は3です。
またマリノスは8月からACLのノックアウトステージがあり過密日程になります。
最終節まで混戦は続くと思うので勝てる試合では必ず勝ち点3を獲得していきたいです。
最後に6月の内容ではありませんが触れておきたいことがあります。
7月1日に上田綺世のベルギーリーグ1部サークル・ブルージュKSVへの完全移籍が発表されました。
かねてより噂されていましたが正式に決まってしまいました。
得点ランキングトップのエースを欠いた状況で残りのシーズンを戦うことになります。
得点数だけでなくどれもインパクトのある素晴らしい得点でした。
個人的には第6節清水エスパルス戦のアディショナルタイムでの逆転弾に最も興奮しました。
鈴木優磨の柔らかいクロスをヘディングでねじ込む劇的なゴールでした。
苦しい展開で勝ち点3を得るまさにエースの働きです。
かつての勝負強い鹿島を見たような試合でした。
これから優勝争いで負けられない試合が続く中でかなりの戦力ダウンになります。
鹿島は2017年の柴崎岳のCDテネリフェへの移籍以降、海外移籍が盛んになりました。
そのため毎年のようにリーグの優勝争いはしていますが国内タイトルは無冠に終わっています。
今季もいい位置につけてはいますが後半戦は厳しい戦いが予想されます。
早く悪い流れを断ち切ってタイトルを獲らないと無冠時代は長引きそうです。
流石に1人で上田の穴を埋めることはできません。
全員で少しずつカバーし合いながら優勝に向けて突き進んでほしいです。
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