1月24日から2月4日にひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で行われているトレーニングキャンプも終わりに近づいてきました。
どうにか全日程をこなせそうで一安心です。
しかし今年もコロナに悩まされる1年になりそうです。
各クラブで新型コロナウイルス感染症の陽性判定が次々と出ています。
鹿島アントラーズと開幕戦で対戦するガンバ大阪は2月1日に選手9名、スタッフ3名の陽性判定により活動休止が発表されました。
昨年の開幕直後に続き2年連続での活動休止です。
早期復帰を祈っています。
そしてお互い万全のコンディションで開幕戦を行いたいです。
鹿島も他人事ではなくキャンプ中の1月27日に選手1名の陽性判定が出ています。
その後選手、チーム関係者59名を対象としたPCR検査を実施し全員が陰性だったため大きな混乱はなくスケジュールを進めることができました。
最小限で止めることができ本当によかったです。
あと少し気を引き締めてもらいましょう。
また今回のキャンプでは毎日公式で動画を配信してくれています。
練習風景を中心に選手のリラックスした姿も映し出されていて楽しみです。
安西幸輝、鈴木優磨とムードメーカーがいるのでいい雰囲気で行えているようですね。
そしてこのキャンプの前半にはユースで現在高校2年生の下田栄祐、梅津龍之介の2選手が参加しています。
下田は昨年U-17日本代表に常時呼ばれていた選手で来年トップに上がるかもしれません。
ユースでは背番号40番を付けボランチでプレーしています。
ボールが足元に吸い付くようなテクニシャンですが体を張った守備もします。
小笠原満男2世になりそうな選手で楽しみです。
さらにキャンプ後半には柏木陽良と徳田誉の2選手が参加となりました。
柏木も上記2選手と同じ高校2年生です。
次の高校3年生での1年間はトップに昇格できるかが決まる重要な年となります。
頑張って自分の将来を掴み取ってもらいたいです。
そして驚いたのは徳田誉です。
徳田はつくばジュニアユース所属であり2007年2月18日生まれのまだ中学3年生なのです。
しかも中学生で183cm、77kgと大人顔負けのサイズをしています。
日本人の中学3年生の男子の平均身長は165cm、平均体重は54kgだそうです。
関川郁万(182cm、72kg)、ブエノ(182cm、79kg)、林尚輝(182cm、76kg)といった強靭なイメージの選手とすでに似たような体型です。
もうプロにいてもおかしくありません。
ポジションはFWであり、プレースタイルは上田綺世に似たものがあるそうです。
さらにU-15日本代表候補選手でもあり将来が嘱望されています。
現在のユースの監督は柳沢敦です。
鹿島のOBであり日本代表でも活躍しました。
動き出しに特徴があり鹿島で多くのタイトル獲得に貢献しています。
今後ユースで指導を受けるので多くを学んで欲しいです。
気が早いですが徳田がトップに上がるのは3年後です。
その時には鈴木優磨は20代後半、染野唯月は20代前半で上田綺世は海外にいるでしょう。
いい循環ができていますね。
まだ過度な期待はできませんが徳田誉の名前は覚えておいた方がいいかもしれません。
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