インターナショナルマッチウィークが明けました。
まずA代表は韓国に3−0で勝利、W杯2次予選でモンゴルに14−0で勝利です。
またU-24日本代表はアルゼンチンとの2連戦で1勝1敗とまずまずの結果を出しました。
さらにU-24では町田浩樹が第2戦で先発フル出場をし勝利に貢献しています。
まだまだ東京オリンピックのメンバー選考では当落線上ですのでアピールが必要です。
オリンピックでは決勝トーナメントに進出すれば今回のアルゼンチンレベルの強豪国と必ず対戦します。
なかなか簡単には勝たせてくれないですが細部を詰めて良い結果が出せるようにしてもらいたいです。
さて2010年頃までは日本代表にも多くのJリーガーが呼ばれていました。
それがここ10年ほどは海外組でないとレギュラーどころかA代表に呼ばれなくなりつつあります。
国内組のみで編成されるE-1選手権など一部の試合でないとJリーガーが呼ばれることは減っています。
最後に混合編成されたのは2019年11月14日のW杯2次予選キルギス戦です。
この時は11月17日にU-22日本代表がU-22コロンビア代表とキリンチャレンジカップがあったため久保建英や堂安律はこちらに招集されています。
そのためA代表にJリーグから多く選出されましたがそれでも23人中海外組が16人で国内組が7人でした。
当時国内組であった室屋成、橋本拳人、鈴木武蔵の3人は今は海外を渡っています。
このように国内から選ばれるのは至難です。
J1だけでも20クラブあり1チームに25人くらいは日本人選手はいます。
その中で数人しか選ばれなくなりましたのでJリーガーにとっては厳しい現実です。
そのため鹿島アントラーズ所属時に日本代表になるのはほぼありません。
2018年のロシアW杯では昌子源、植田直通の2人を輩出しましたがそれでもJクラブでは最多タイです。(浦和レッズから槙野智章と遠藤航)
現所属メンバーでもキャップ数がある選手は少なく一昔前からすると悲しい限りです。
2021年の鹿島アントラーズ所属の選手でA代表出場数を調べてみました。
三竿健斗 6試合0得点
2017年のE-1選手権でA代表デビューし翌年もロシアW杯直前までは選ばれていました。
上田綺世 6試合0得点
法政大学時代の2019年コパアメリカでA代表デビューです。
2019年のE-1選手権も引き続き選出されますが決定機を外し続けノーゴールでした。
杉岡大暉 3試合0得点
湘南ベルマーレ時代の2019年にコパアメリカで3試合出場しています。
土居聖真 2試合0得点
2017年のE-1選手権で2試合の出場です。
永木亮太 1試合0得点
2016年11月11日オマーン戦の1試合のみです。
遠藤康は2015年に代表候補キャンプに呼ばれましたが正式なメンバー入りはありません。
たった5人しか出場したことがなく足しても18試合出場で0得点です。
またクォンスンテが韓国代表で6試合に出場しています。
このように実績的にはかなり寂しいものになっています。
まだ若く可能性のある三竿、上田辺りがA代表に絡んでくるようになるには海外移籍をするしかないのが現実です。
悲しいですが彼らのサッカー人生を考えるとJリーグで活躍し海外に行った方がいい気がします。
特に上田はオリンピックがありますのでモチベーションは高いはずです。
ちなみに鹿島アントラーズ所属時にゴールとなると2017年12月12日のE-1選手権の中国戦で88分に昌子が決めたロングシュートまで遡らないといけません。
どうにか上田には鹿島所属時にA代表に呼ばれてゴールを決めて欲しいです。
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