サッカーは得点を競うスポーツです。
何と言ってもゴールシーンは最も盛り上がります。
そのため攻撃的な選手の方が目立ち注目されがちです。
私も幼い頃はFWの選手ばかりが好きでした。
ただ近年どんどん戦術が進歩しています。
特に守備の構築が世界的に始まるとなかなか得点を決めることが難しくなってきました。
どのチームもいかに得点を決めるかではなくいかに得点を決められないかに重点が置かれています。
そんな中、鹿島アントラーズというチームは昔から点を取られたら取り返すといったような試合運びをしていません。
どちらかと言えば試合巧者で1-0や2-1で勝利する試合を数多く見てきました。
それでも毎年4、5点を取る試合はあります。
今季2021年シーズンのリーグ戦では5月14日の第14節横浜F・マリノス戦で5得点をしています。
昨年は5得点の試合はなく4得点の試合が最多得点試合でした。(第5節横浜F・マリノス戦、第30節浦和レッズ戦)
このように鹿島はJリーグ記録になるような大量得点試合はありません。
今まで鹿島のリーグでの1試合最多得点は7点です。
7得点した試合はこれまで3回ありました。
その3試合を振り返ります。
1997年8月9日 2nd第4節 名古屋グランパス(7-0)
2005年8月24日 第20節 アルビレックス新潟(7-2)
2012年5月19日 第12節 コンサドーレ札幌(7-0)
札幌戦の7点は7人が1点ずつ取るという珍しい記録もありました。
このように7~8年に1度大量得点をしています。
そのためこれまでのスパンで考えると7点取る試合はそろそろなんですよね。
またこの3試合は全てカシマサッカースタジアムでのホームゲームでした。
カシスタで7得点して快勝する試合が観たいですね。
今季の残り2試合の内でゴールラッシュが見られるのでしょうか。
内田篤人は清水東高校3年時、入団するチームを鹿島アントラーズとアルビレックス新潟の2択に絞っていました。
そして高校の夏休みを使って鹿島の練習に参加し、翌日に試合見学に招待されたそうです。
その試合が上記2005年の鹿島が新潟相手に7点取った試合でした。
そこで運命を感じ鹿島入団を決めたというエピソードがあります。
まだ来季の高体連や大学からの加入内定者は発表されていません。
もしかすると今まさに悩んでいる選手がいるかもしれません。
将来の鹿島アントラーズのためにも未来の選手たちを魅了するような試合を見せて欲しいです。
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