11月5日は第34節ガンバ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は0−0の引き分けです。
2022年最後の試合でしたが皆が望む結果は出ませんでした。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF22 広瀬陸斗
DF5 関川郁万
DF20 キムミンテ
DF11 和泉竜司
MF6 三竿健斗
MF21 ディエゴピトゥカ
MF14 樋口雄太
FW 27 松村優太
FW17 アルトゥールカイキ
FW40 鈴木優磨
安西幸輝が右肩関節脱臼で離脱になった左サイドバックは和泉が務めることになりました。
和泉はCB以外ならどこでも高いレベルでプレーできます。
本当に頼りになる選手です。
試合はガンバが序盤から前に出てくるかと思いましたがリスクを回避し低めのポジションを取ってきます。
そのため鹿島がボールを握りますが効果的な攻撃ができません。
その中で17分に最初のチャンスです。
関川の浮き球を和泉が頭で左サイドに落とします。
これをカイキがカットインからシュートを打ちます。
DFのブロックでコースが変わると、鈴木も左足でシュートを打ちますがまたしてもDFに当たりネットは揺らせません。
前半は両チームともに見せ場はなく動きのない展開となりました。
後半は開始直後にいいシーンがありました。
48分に左サイドのカイキのパスから鈴木が抜け出します。
GK東口順昭を冷静にかわしますが左足のシュートはうまくヒットしません。
50分にはピトゥカが左サイドにボールを供給します。
これを和泉が狙いすましたシュートもGK正面でした。
58分に広瀬、樋口から常本佳吾、荒木遼太郎へ2枚替えをし攻撃に出ます。
すると61分に右から松村がクロスを上げます。
中央で鈴木がうまくトラップし落とすと走り込んだ荒木が左足でシュートを打ちます。
ブロックに入った昌子源に足でクリアされますが連動したいい攻撃を見せます。
その流れは切れず最後はピトゥカが左足で強烈なシュートを打ちます。
しかしこれもGK正面でゴールを脅かすまでは至りません。
71分に和泉が負傷したため舩橋佑を投入します。
80分には松村、カイキから名古新太郎、仲間隼斗に交代です。
終盤はガンバが明らかに引き分け狙いになり相手のペースに持ち込まれました。
時間だけが過ぎスコアレスドローで試合終了です。
鹿島の公式スタッツはシュート10本を記録していました。
しかしシュート数ほどの決定機はなく妥当なスコアレスドローで終わっています。
ガンバ相手に今季公式戦5戦全勝はなりませんでした。
ボールを保持はできますがそれ以降のアイデア不足は、2022年シーズンを象徴するような内容となっています。
ただ4位だったセレッソ大阪は名古屋グランパスに0-1で敗れました。
鹿島はこの引き分けで逆転で4位に浮上しました。
13勝13分8敗の勝ち点52の4位をどう見るかです。
岩政監督の言うように8敗は少ない方だと思います。
全体でも優勝した横浜F・マリノスが6敗でそれに次ぐ負けの少なさです。
しかし同じ8敗の川崎フロンターレは20勝し勝ち点66も稼ぎました。
勝ち切る力があるかないかが大きな差となっています。
課題であった守備は最後の2試合は完封できました。
来季も継続していきたいところです。
まずは鹿島アントラーズに関わる全ての皆様1年間お疲れさまでした。
ゆっくり休んで来季のことは考えていきましょう。
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