ルヴァン杯第6節ガンバ大阪戦を振り返って【キャプテン土居聖真が20代最後の試合で躍動】

鹿島アントラーズ

5月18日はルヴァンカップ第6節ガンバ大阪戦がパナソニックスタジアム吹田で行われました。

結果は3−1で勝利です。

すでに鹿島アントラーズはグループステージ突破を決めていましたが最後もきっちり勝利で締めてくれました。

ルヴァン杯は負け、引き分けと2試合勝ちがなくスタートします。

GS敗退の可能性もありましたがそこから4連勝と波に乗りました。

結果的にはグループAの首位で通過となりました。

この調子でルヴァン杯制覇まで走り続けてほしいです。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF22 広瀬陸斗
DF15 ブエノ
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF20 キムミンテ
MF35 中村亮太朗
MF7 ファンアラーノ
MF34 舩橋佑
FW8 土居聖真
FW18 上田綺世

消化試合だったためリーグ戦から大きくメンバーを変更してきました。

それでも関川、安西、上田と主力は起用してきます。

そして上田が別格の働きを見せてくれます。

積極的な立ち上がりの中、6分にいきなり上田が決定機を作ります。

沖のフィードから中村が繋ぐと強烈なミドルシュートを放ちます。

わずか左に逸れますがゴールを脅かしました。

勢いのある16分には先制点が生まれます。

ミンテのカットから中村と繋ぎアラーノが左足でスルーパスを出します。

これに上田が得意の抜け出しからスピードアップし右足で流し込みます。

得点に絡んだ選手の特徴が出た素晴らしいゴールでした。

25分は右の広瀬からのクロスを上田がダイレクトボレーで狙うもバーを越えてしまいます。

33分には左サイドを安西がえぐり左足で精度の高いクロスを上げました。

中で上田が頭で合わせるも枠に飛びません。

前半は上田にのみチャンスが来ておりもう1点欲しかったです。

ただガンバには何もさせず常に鹿島がボールポゼッションをしていました。

後半も鹿島ペースです。

49分に右サイドでアラーノのマイナスのクロスに舩橋がダイレクトで狙います。

わずかGK石川慧に触られ得点にはなりませんがいいシュートでした。

51分にはアラーノのスルーパスから土居がシュートもGK正面です。

58分に追加点が生まれます。

安西が左サイドをドリブル突破しマイナスのクロスを上げるとニアの土居が左足でダイレクトで決めてくれました。

これで余裕ができたため66分に広瀬、中村、上田から常本佳吾、樋口雄太、染野唯月に3枚替えです。

ただこの辺りから試合が停滞していきます。

うまくボールが回らなくなり始めました。

そこで75分に舩橋から小田逸稀に交代です。

しかし直後の78分に山見大登のアウトスイングのCKに三浦弦太が頭で合わせ1点を返されます。

三浦が関川に競り勝ち決められてしまいました。

それでも直後にすぐに取り返します。

80分に前線からプレスをかけ相手のビルドアップから土居が奪います。

冷静にDF、GKをかわすと右足で豪快に蹴り込みました。

このゴールがかなり大きかったです。

83分には安西から溝口修平に交代です。

溝口は高卒ルーキーでプロデビュー戦となりました。

出場後ファーストタッチで相手DFの逆を取るパスを出しており非凡な才能を感じます。

今後が楽しみな左サイドバックです。

試合はそのまま3−1で勝利しました。

土居は5月21日が30歳の誕生日であり20代最後の試合で2ゴールと大暴れです。

これからもキャプテンとして存在感を出してもらいたいです。

鹿島はグループAの1位になったためプレーオフステージはグループD2位のアビスパ福岡に決まりました。

6月4日の第1戦がアウェイベスト電器スタジアム、6月11日の第2戦がホームカシマサッカースタジアムになることも発表されています。

そしてこのホームゲームでは声出し応援の段階的導入がなされます。

これまでずっと声出しが禁止されておりどのような雰囲気になるのでしょうか。

きっと選手へ最高の後押しとなるはずです。

ここで敗退するわけにはいかないので必ず突破しプライムステージ進出を決めましょう。

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